2014年11月27日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、LNGカナダから、同社がカナダに建設を予定している天然ガス液化プラントに関して、制御担当会社(Main Automation Contractor:MAC)に選定されました。また、当社の子会社で海外制御事業の営業を統括しているヨコガワ・エレクトリック・インターナショナル(本社:シンガポール 社長:黒須 聡)は、プラント建設プロジェクトを遂行するCFSW LNGコンストラクターズ(千代田化工建設、英国のフォスター・ウィーラー、イタリアのサイペム、オーストラリアのウォーリーパーソンズ各社のカナダにある子会社によって設立されたジョイントベンチャー)から、制御システムに関する基本設計業務(Front End Engineering and Design:FEED)を受注しましたのでお知らせします。
本プロジェクトは、カナダ西海岸のブリティッシュ・コロンビア州キティマット周辺に、ロイヤル・ダッチ・シェルの子会社であるシェル・カナダ・エナジー(50%)、中国石油天然気集団公司の子会社(20%)、三菱商事(15%)、韓国ガス公社(15%)が出資するLNGカナダが、天然ガス液化プラントや貯蔵・出荷設備を設計、建設、運営するものです。当初、年産600万トンの液化設備を2系列建設し、その後さらに能力を増強して4系列にする計画がある大型プロジェクトです。
当社は、LNGカナダからMACに選定されていますので、FEEDを経てお客様によりプロジェクトの投資決定がなされた後に、天然ガス液化プラント向けに統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム・ブイピー)」および安全計装システム「ProSafe®-RS(プロセーフ・アールエス)」を納入することが内定しています。当社は、これらの製品を含めお客様の安全・安定操業を実現する多様なソリューションを提案します。
以上
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