省エネ支援システム InfoEnergy
InfoEnergyは、省エネ活動を支援する、段階的に投資可能な分散型EMS(エネルギーマネジメントシステム)です。現場に分散した自律型コントローラにEMS機能を搭載、これらの情報をWebブラウザで統括監視することができるほか、設備の管理や省エネ制御まで可能です。
導入しやすいシステム
- イントラネットの活用により工事費を大幅削減
省エネ推進活動を支援
- 省エネ推進PJTメンバ各位が多様な監視画面を閲覧可能
無駄の発見をサポート
- 様々なデータを関連付けた表示や演算データ算出が可能
省エネ対策も実現
- PLCなどコントローラの増設は不要
省エネ効果の維持・管理も支援
- エネルギー消費機器の状態監視を実現
迅速な異常の検知
- 監視していない時でも異常はEメールで迅速に検知
エンジニアリングが簡単
- 専用ツールによりプログラミングレスで構築可能
注目機能
- Microsoft Visio の画面を取り込み可能
- デマンド電力を監視しピーク電力の抑制を支援
- 設備への運転・停止指令も可能
- 既設PLCデータやRS通信データの取り込みも可能(オプション)
- Enerize E3 によるエネルギー操業最適化を実現
詳細
省エネ支援システム InfoEnergyとは
InfoEnergy を用いた省エネ活動への取り組み
InfoEnergy(インフォエナジー)は、「省エネ活動プロセス」全般を支援します。
InfoEnergy 機能概要と特長
InfoEnergyは、省エネに必須な機能を搭載した産業向けコントローラとして、エネルギー管理を実現します。
導入しやすいシステム
イントラネットの活用により工事費を大幅削減
広域に点在している測定ポイントに対して、InfoEnergyなら
- 通信負荷が小さいので既設イントラネットの活用が可能
- 分散配置したコントローラを既設イントラネットに追加するだけ
- UPM100の無線機能で更に省配線
- イントラネット上の任意PCで監視が可能
省エネ推進活動を支援
見たいデータを見やすい形態で表示!見える化を実現する豊富な管理画面
エネルギー消費量の把握や無駄の探求に向け、多様な管理画面を用意しております。
省エネ推進PJTメンバ各位が各自のPCで自部署の実績をモニタリングすることができます。
目標管理画面
各部署/用途ごとの目標と実績を管理
レポート画面
日/月/年報をグラフおよび帳票形式で見える化
グラフ形式
帳票形式
ヒストリカルトレンド画面
設備稼働状態をきめ細かく解析
リアルタイムデータ画面
主要監視ポイントの現在値を監視
アラームサマリ画面
収集データのアラーム履歴を一覧で表示
グラフィック画面
任意のグラフィックによる監視も可能
無駄の発見をサポート
様々なデータを関連付けた表示や演算データ算出が可能
消費電力量だけの実績管理では...。
- 無駄があるのか?効率良く使用しているのか?が分からない...。
⇒ 設備の稼動状態や温度、流量など各種データと電力量を比較解析することで無駄の探求が可能に
<例>
- コンプレッサの吐出流量と消費電力量の相関を解析
- 外気温度と空調電力の関連性を解析
InfoEnergyなら、きめ細かい解析が可能
エネルギー消費機器単位での、無駄の発見に向けたきめ細かい解析が可能
解析用レポート画面
- アナログデータや機器の稼働時間/回数との重ね合わせ表示
- 流量や熱量データと電力量により効率データを生成/表示 etc.
“見えたらいいな” を実現します!
生産ライン稼働監視から、無駄の探求が可能
エネルギー消費設備の稼働状況を解析することで、無駄の探求を実現
ヒストリカルトレンド画面
- 機器の運転/停止時の使用電力量
- 連携する機器間の運転/停止タイミングの解析 etc.
※更に各画面の表示データをCSV形式ファイルで取得し、Microsoft Excelなどで活用することも可能です。
⇒ 施策・対策をたてることが可能
<例>
- 余熱開始タイミングを見直すことで、エネルギーロスを排除
- ヒーター経年劣化や季節による昇温時間の変化に対して、1ヶ月ごとに最適化
無駄の探求を支援する 各種機能例
データの手入力が可能
- エネルギー使用量の目標値やCO2換算係数、センサ信号として取り込めない生産実績量などを手入力し、他の収集データと重ね合わせてグラフ/帳票表示が可能。
演算データの算出/表示が可能
- 収集した各種データや手入力したデータを用いて四則演算したデータを算出し、目標管理画面やレポート画面にてグラフ/帳票表示が可能。
- 設備の出力量や稼動時間(回数)と消費電力量を割り算し設備の効率データを算出
- 係数を掛けてCO2換算、金額換算を実現
- 按分付き加減算によりセンサ未設置箇所のデータを算出
複数コントローラデータの混在表示/演算が可能
- 余複数のコントローラデータの統合パッケージソフトをPC上にインストールすることなく、各コントローラのデータを同一グラフ/帳票に混在表示したり、四則演算させることが可能。
省エネ対策も実現
PLCなどコントローラの増設は不要
監視/解析を継続しながら、同一ユーザインタフェースで設備操作が可能です。
制御アプリケーションの動作環境も装備できます。
省エネ効果の維持・管理
InfoEnergyなら、各設備を高効率で操業しエネルギーロスを抑えるための、設備の効率データの管理やオーバーホール時期の把握が可能になります。
設備効率の経年劣化監視による省エネの維持
平均値の長期間表示で、劣化を監視
オーバホール時期もコントローラが自ら通知
各設備の稼働状況・稼働率は画面で確認、オーバーホールの時期はEメールで検知
迅速に異常を検知
監視していない時でも異常はEメールで迅速に検知
どこにいても検知可能
簡単エンジニアリング
専用ツールによりプログラミングレスで構築可能
新規導入時に加えて、導入後も頻繁に発生する測定ポイントの名称変更や増設、無駄の探求におけるグラフ表示データの組み替えなど、定義作業も専用ツールにより容易に実現できます。
導入時や頻繁に発生する増改造も、お客様にて対応可能です!
注目機能
Microsoft Office Visio で作成した画面を取り込み可能
>> InfoEnergy グラフィック機能
デマンド電力を監視し ピーク電力の抑制を支援
>> InfoEnergy デマンド監視機能
InfoEnergy基本機能によるエネルギー消費状況の把握に加えて、ピーク電力の抑制支援も可能になります。また、デマンド実績値は日報などレポートデータとして保存されますので、外気温度や設備稼働状況データと関連付けて傾向を把握し今後の対策立案が行えます。
基本警報 : 7点/遮断警報 : 1点により、きめ細かい対応が可能
警報レベルに応じて発報するので、「発報+消費エネルギー抑制制御」、「発報+遮断可能箇所のカット」など、任意の対策が可能です。
- 基本警報
予測デマンドが予め設定した警報値(7点まで設定可能)を超えた場合に警報状態とします。 - 遮断警報
調整電力量(デマンド監視時間終了時に想定される超過電力量)が、予め設定した遮断可能電力量を超えた場合に警報状態とします。
デマンド監視画面
設備への運転/停止指令が可能
>> InfoEnergy スケジュール発停機能
あらかじめ、曜日や日時などで設定されたON/OFFパターンスケジュールに基づき、該当の設備へ発停指令を出力できます。マニュアルに切り替え、お手元のPCから設備に対して起動/停止を行うことも可能です。別途PLCなどのコントローラを用意することなく、InfoEnergy のみで実現できます。
InfoEnergy スケジュール発停 状態監視画面
InfoEnergy スケジュール発停機能 運転パターン変更画面
既設PLCデータやRS通信データも取り込み可能(オプション)
PLC データを、InfoEnergy の収集データとして定義できます。
また PR300、UPM100、PR488 など電力モニタの混在が可能です。
デマンド監視画面
Enerize E3 によるエネルギー操業最適化を実現
Enerize E3 によるエネルギーKPI の向上、エネルギー操業最適化を、InfoEnergy の現場データで支援します。
デマンド監視画面
ドキュメント&ダウンロード
一般仕様書
- ロジックデザイナ (3.2 MB)
本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください
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