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サステナビリティ目標 Three Goals

Three Goals 2015年に開かれたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締結国会議)でパリ協定が採択され、今世紀後半までに温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにしていくことが合意されました。また、同年、「国連持続可能な開発サミット」で2030年に実現すべき持続可能な開発目標(SDGs)が採択されるなど、社会が解決すべき課題が全世界で共有され、企業が努力すべき方向が明らかになってきています。これら世界の動きを背景に、2050年に向けて目指す社会を、サステナビリティ目標 「Three Goals」として定め、そこに向けてYOKOGAWAが自らを変革していく方向を示しました。

サステナビリティ目標 Three Goals

Net-zero emissions 気候変動への対応

気候変動は、世界が一丸となって取り組むべき喫緊の課題です。再生可能エネルギーの導入やエネルギー利用の効率化に貢献することで、温室効果ガス(GHG)の排出と吸収の均衡が保たれ、大気中のGHG濃度が上がらない状態、Net-zero emissionsを目指します。また、気候変動によって引き起こされる自然災害による被害の低減や、生物多様性分野の課題にも取り組みます。

Well-being すべての人の豊かな生活

2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」では、Well-beingを「身体的、精神的、社会的に良好である状態」としています。安全で快適なワークプレース、生命科学、創薬など、幅広い分野で人々の健康と豊かな暮らしを支援します。また、地域社会における人財育成や雇用の創出、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進します。

Circular economy 資源循環と効率化

資源を採掘してモノをつくり廃棄していくワンウェイの経済から、廃棄物を出さずに資源を循環させる経済への転換、モノの所有からサービスへの転換が進んでいます。様々な資源が無駄なく循環し、資産が有効に活用される社会の枠組み、エコシステムの実現を目指すとともに、地球を循環する水資源の効率的な利用や安全な飲み水の確保にも貢献します。

サステナビリティ目標達成のための変革

サステナビリティ目標「Three Goals」に向けて、YOKOGAWAがこれまで培ってきた強み(品質、信頼、誠実)に加え、Resilience(変化に柔軟に対応できる適応力・回復力の強化)、Regenerative value creation(循環型社会に適した価値の創造)、Co-innovation(ステークホルダーとの価値共創)を推進することで、自らを変革していきます。

Resilience 変化に柔軟に対応できる適応力・回復力の強化

社会・産業基盤の安全確保と持続可能性に貢献しながら、柔軟な態度・発想で変革をリードし、また企業理念やビジョンなど確固としたアイデンティティを軸に厳しい状況においても挑戦し続けることで問題を克服していきます。

Regenerative value creation 循環型社会に適した価値の創造

資源の再利用や再生、堅牢性の向上や長寿命化など、設計・生産・物流・消費のあり方を進化させ、無駄を無くし資源を循環させます。また、お客様やパートナーとともに、極限まで資産の活用を進め、資源効率を高めていきます。

Co-innovation ステークホルダーとの価値共創

お客様、お取引先様、パートナー、社員、株主・投資家、地域社会の皆様など、ステークホルダーとのエンゲージメントを促進し、持続可能な社会を実現するための、新たな価値の創出を進めます。

 

>> Three Goalsに向けたサステナビリティの指標についてはこちらをご覧ください


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