100周年記念誌「時代を超えて-Always Reaching Higher-」
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27YOKOGAWA 100th Anniversaryワーク」を徹底し、お客様の視点での問題解決手法や「A commitment made is a commitment kept(お約束したことは最後の完遂まで成し遂げる)」といったYOKOGAWAの精神を伝えていった。こうした取り組みにより、これまでにない現地化が求められたラービグⅡでもYOKOGAWAはその遂行力を発揮している。 Yokogawa Saudi Arabiaでは、8大学との提携による人財育成や、女性 進出イベントへの協賛などのCSR活動も充実させている。YOKOGAWAは、現地のエンジニアの育成によりプロ ジェクトを高品質で完遂させ、高効率で安定したプラント操業を支援していくことを通して、地域とともに歩んでいく。YOKOGAWAの現地エンジニアによる現地でのプロジェクト遂行力は さらに広がりをもつに至っている。 ラービグⅠの経験はラービグⅡにも 生かされ、サウジアラビア人エンジニアの採用・教育、製品調達におけるものづくりの伝統の浸透、日本はもちろん、欧米やアジアとも異なる文化をもつサウジアラビア人エンジニアを主体とした プロジェクト運営、そしてフィリピンや インドなど国籍の異なるスタッフとの 連携などに配慮したプロジェクト運営となった。 このため、スタッフのトップにラービグⅠに関わったサウジアラビア人を据え、現地大学からのインターンシップ受け入れで育成した人財をPMに起用したほか、サウジアラビア人女性の積極的な社会進出を後押しすべく、 同国の規則に則った同国女性だけのワークチームを新設し、コンピュータグラフィックスや企画書の作成などを担当させた。11カ月でプロジェクトの遂行計画を完成させ、業務だけでなくレクリエーションも含めて「お客様と一体となったワン・プロジェクト・チーム この遂行力は北米、欧州、アジアに加え、中東、さらにアフリカや南米と、全世界で発揮されている。困難を乗り越え、計画どおりにプロジェクトを達成することができる社員が国籍や会社の壁を越えて育ち、さらに後に続く者へと伝えている。地域の人財を育てともに歩むダーラン・テクノバレーにあるYokogawa Saudi Arabia稼働中のラービグⅠプラント

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