下水道展 2020
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会員登録1広域連携
広域にあるシステムや機器、複数処理場の監視管理のシステム統合
国土交通省は「広域化・共同化の推進」として、下水道等の持続可能な事業運営に向けて、令和4年度までの広域化・共同化を推進するための目標として、以下を設定している。 ①全ての都道府県における広域化 ②共同化に関する計画策定 ③汚水処理施設の統廃合に取り組む地区数 広域化・共同化に関する計画策定に対し、弊社の広域分散監視システムは、メーカーを問わずに各種のコンポーネントを統合しリモート監視が可能です。
2効率化・最適化
処理水質維持とエネルギーコスト最小化を実現する制御技術
下水処理場において、処理水質とエネルギー消費量はトレードオフの関係にあり、水質管理目標とエネルギー削減目標をバランス良く設定し、最適な管理を行う必要があります。 DDMOnEXは、運転・計測データから設備モデルを作成し、放流水質を予測、維持しながら送風量の最適化(削減)が可能です。
3老朽化対策1
操業効率向上ソリューション
DPI(Digital Plant Operation Intelligence)とは、お客様のプラントに蓄積されているデータを価値化するソフトウェアです。お客様自身で運転データを解析(統計・AI)しPDCAを回すことができるKPIを構築し監視することで運転管理をサポートをします。水質の安定化、省エネルギー化などの検討・課題解決の取組みに対して、下水処理施設の操業を支援します。
4老朽化対策2
設備監視ソリューション
Sushi Sensorは状態基準保全(CBM)の実現や巡回点検の自動化に向けて開発されたIoT無線センサです。 現在、振動・圧力・温度等のセンサラインナップがあり、下水道における様々な機器の状態監視を実現します。AI機能を搭載したソフトウエア(GA10等)と組み合わせることで、設備異常(予兆)の早期発見、設備の点検工数の削減に貢献します。
5技術職員の確保・育成1
処理場の3D CADモデルを作成し、仮想空間に再現
下水道においても技術者の減少から、実作業を伴う現場教育や技術伝承は大きな課題となっています。YOKOGAWAでは従来からダイナミックシミュレータを活用した運転訓練システムを提供しています。本技術に3D CADの設計データを組み合わせることで、あたかも現場にいてバルブを操作するようなバーチャル訓練が可能となります。危険を伴う現場作業に対して、仮想空間で何度でも実体験として経験・教育が可能です。
6技術職員の確保・育成2
手動運転の半自動化シーケンスの構築・実行をサポートします。
Exapilotは、運転ノウハウを工程管理部品と呼ばれるアイコンを組み合わせてフロチャート形式で構築し、監視制御システムと連動したSOP(標準作業手順書)を構築するソフトウエアです。流入負荷の変動対応、停電や災害時の異常時対応等SOPで記述すべき事象をシステム的に支援します。