食品製造業の皆様は、「食の安心・安全の確保」と「コストダウン」の両立といった従来の課題に加え、感染症や省力化への対応などに取り組まれていることと思います。
YOKOGAWAは、お客様が抱える課題に寄り添い、お客様の運用に適した工場のあるべき姿をご提案していくことで、働きやすい現場づくりを支援いたします。
こちらの内容は動画でも解説しておりますので、以下リンクをご覧ください。
第5回 フードテックジャパン | YOKOGAWA DX Expo
はかる(DX Step1)
DXの第一歩は「はかる」ことから。食品工場内の現場データを収集するセンシングソリューションを提供
みる(DX Step2)
現場データを用いて現在を可視化、過去データとして蓄積、そして未来を予測していくソリューションを提供
つなぐ(DX Step3)
正しくはかったデータをシステムで活用し、業務改善や業務変革につなげる未来に向けたソリューションを紹介
製造現場の人手不足
製造現場向けシステムの導入を通して現場作業の標準化、ムリ・ムダ・ムラの削減を行い、人材の最適な配置と選ばれる職場を実現
自動化/省人化
IoTなど食品工場におけるあらゆる現場データを一元管理し、活用することにより、工場の自動化/省人化を実現
原価低減
製造現場のシステム化による属人化解消、工数削減、現場データ-上位システム連携により、製造原価の適切な管理・分析を実現
詳細
はかる(DX Step1)
DXを実現するために、どのようなことをすればよいのでしょうか?
DXを進めなさい、10年後のロードマップを描きなさい、と言われても、具体的なテーマがわからず、DXは一つの手段のはずなのに、まるで目的のように感じているご担当者も多いのではないでしょうか。
一般的に、デジタイゼーション、デジタライゼーションを経てDXを実現する、と言われています。まずは情報を電子化して、データを用いてシステム活用を行うことで業務改善を積み重ね、結果、サプライチェーンにわたり業務変革をしていくことがDXだとYOKOGAWAは考えます。
それらのプロセスに対し、「はかる・みる・つなぐ」というYOKOGAWAの強みを活かし、お客様のDX推進を支援します。
正しくはかることからDXをはじめてはいかがでしょうか。
気泡混入による製品ロス削減(コリオリ質流量計)
コリオリの原理を利用して多様な流体の質量流量を高精度に直接測定する流量計です。気泡混入による配合量不明で廃棄していた製品のロス削減が可能です。
IoTセンサーの簡単設置・簡単設定(Sushi Sensor)
広域無線通信方式の1つであるLoRaWANに対応した産業用IoT向け無線ソリューションです。設備の振動・表面温度、圧力をオンラインで容易に収集。データに基づく設備の状態監視を実現します。
Sushi Sensorと負荷変動センサーで簡単IoT ~CBMの実現で安全・安心・快適性を追求するOsaka Metro様~
「見える化」が生み出す価値 ~全員参加の操業効率向上で、医と食の分野のお客様にむけた 製品を安定供給する協和発酵バイオ株式会社様~
顕微鏡検査業務のDX化(Flow Cam)
目に見えない微粒子・微生物を圧倒的スピードで撮影・測定できるフローイメージング顕微鏡です。微粒子・微生物の計数や定量を自動化し、顕微鏡観察の人的誤差やストレスから解放します。
みる(DX Step2)
DXをすすめるにあたって見える化は大事な取り組みです。
現場のデータを正しくはかることで、現場の作業者や設備の状況を可視化し、現在の生産状況をみることができます。また、蓄積した過去のデータとAIなどの最新技術をかけあわせることで、未来の予測などデータの利活用につながります。
正しくはかったデータから、過去、現在そして未来が見えるようになったら、いかがでしょうか。
製造ライン全体の状況把握
さまざまなメーカーの装置/設備がもつ 操業のプロセスデータを一つに集め可視化します。
生産状況トレンド、故障イベント等が どこにいても把握できるので、生産効率を向上できました。
設備統合監視・リモートオペレーション
設備からのセンサーデータを集約し、 遠隔監視をすることで本社・他工場からの生産状況の見える化を実現します。
操作監視のオペレーション工数を 50%削減しました。
現場4Mデータ解析による操業改善
製造業における品質管理のための重要な4つの要素である4M (原材料、設備、工程・手順、 オペレーター)のデータを関連づけ可視化します。 自分達でデータ解析した結果から改善サイクルを回せるようになりました。
品質安定化システム Digital Plant Operation Intelligence「DPI」
DPI仮説検証型ワークショップ
つなぐ(DX Step3)
デジタル技術やデータを使い具体的にDXを実現するにはどうしたらよいのでしょうか。
正しくはかった現場のデータで現在の生産状況を正確にみて現場の操業改善につなげること、正確な情報で工場内外の部署をつなぎ意思疎通をスムーズにし、働きやすい職場をつくるなど、業務改善を積み重ね、業務変革を実現することがDXだとYOKOGAWAは考えます。
正しくはかったデータをシステムで活用し、業務改善や業務変革につなげる未来に向けたソリューションを紹介します。
製造現場の変革最新設備の導入と、IoT技術を組み合わせた情報連携により、人手作業を排除し、製造品質向上と作業工数の年間1/2削減を実現しました。 |
保全業務の働き方改革無線センサーによる設備状態の見える化により、設備故障前に部品交換を実施することができました。システムによる保全計画管理で予防保全を確立し高経年(老朽化)設備の突発故障を前年とくらべて半減しました。 |
製造管理パッケージ「CIMVisionLIBRA」 食品の最先端工場における自動化とその先 |
産業用IoT向け無線ソリューション「Sushi Sensor」 データロギングソフトウェア「GA10」 クラウド型 設備保全ソリューション「eServ」 |
エネルギー効率向上工場全体の使用エアー流量の自動収集、監視により、生産設備停止時のムダな使用を発見できました。設備でのエアー使用量を50%削減しました。 |
業務改善をつなげる基幹システム、生産スケジューラー、製造管理システムを柔軟にデータ連携することで、計画の立案作成業務の改善だけでなく、営業からお客様への納期回答を翌日→当日に短縮しました。 |
工場エネルギー操業支援システム「Enerize E3」 横河工場の省エネ取り組み |
生産・原価管理統合パッケージ「CIMvisionPMS(mcframe)」 生産スケジューラ「ASTPLANNER」 製造管理パッケージ「CIMVisionLIBRA」 |
製品開発データを一元管理製品開発に関わる蓄積されたデータやノウハウを一元管理し共有することで、開発部署と生産現場の正確でスムーズな情報交換を実現します。 |
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多機能電子実験ノート 「OpreX Informatics Manager」 |
製造現場の人手不足
人材を採用しようとしても人が集まらない、求めるスキルを持った人材がいないなど、多様化する顧客ニーズに応えようにも、製造現場の人的リソースが限られて応えられない、とお困りのご担当者も多いのではないでしょうか。
製造現場向けシステムの導入を通して、現場作業の標準化、3M(ムリ・ムダ・ムラ)の削減を行い、貴重な人材を効果的に配置できるよう支援します。
製造現場全体の最適化を目指し、また個々の担当者の作業負荷軽減によって、誰もが働きやすい選ばれる職場の実現に貢献します。
現場の支援・標準化と自動化環境構築
SOP(標準作業手順)による作業支援・標準化で、担当者の熟練度に因らない製造作業が可能となり、貴重な人材を付加価値の高い業務へ再配置することができます。
製造実行システムを中核とした、自動化とシステム化の推進で現場全体の最適化を図り、人手不足問題を解消します。
計画に関わる人的リソースの最適化
生産計画立案の工数と属人化についての問題を、システム化によって解決します。これにより、担当者の作業負荷を減らし、属人化を解消することができます。
計画立案は多様な制約に対して柔軟に対応することが可能です。
情報がシームレスにつながることで、必要な人員を適切なタイミング・場所に配置することができるようになります。
自動化/省人化
スマートファクトリー化やIoT化など、工場の自動化/省人化の必要性が求められていいますが、どのように進めればよいのかお困りではありませんか?
一つの課題を切り取って設備やシステムを導入し自動化させるだけでは、部分最適にしかなりません。設備と設備、設備とシステム、システムとシステムをつなげ、その後のデータ活用まで検討することで、全体最適化を実現できます。YOKOGAWAは、はかる・みる・つなぐのプロフェッショナルとして、現場データをつなげ、工場の全体最適を見据えながらお客様の自動化/省人化を支援します。
日清食品株式会社 関西工場様 スマートファクトリー構築事例
次世代型スマートファクトリー実現に向けて、YOKOGAWAは基本構想フェーズより参画し、製造管理、自動倉庫管理、プラント情報管理等のソリューションを導入、データ連携・活用まで、支援しました。その結果、システム化による省人化、生産性の向上及びコスト削減が実現しました。
工場全体の自動化/省人化
製造管理システム、倉庫管理システム、自動搬送車の連携により、工場内物流を自動化。また、タンクからタンクの移送や投入・調合作業を自動にしたことで、工場設備全体で自動化/省人化を実現しました。
製造管理パッケージ「CIMVisionLIBRA」
統合生産制御システム「CENTUM VP」
物流管理パッケージ「MaterialStream」
原価低減
原材料が高騰する一方で、製造現場は製造ロス削減に苦しみ、また、最終的に原材料を廃棄してしまうケースも発生しています。
このように製造や生産管理にかかる原価管理について、お困りのご担当者も多いのではないでしょうか。
お客様の原材料等の情報を集約・管理し、現場のロスを削減するソリューションを提案しています。
製造現場のシステム化による属人化解消、工数削減、現場データと上位システムの連携によって製造原価の適切な管理・分析を実現し、結果として原価低減に繋げることができます。
計画に関わる工数と原材料等のロス発生の低減
計画立案への支援と標準化で属人化が解消され、計画の工数削減が可能です。
現場に適した生産計画によって原材料・在庫のロスや作業のムダ発生を削減できます。
原材料の適正管理と誤作業防止
原材料の情報を適切に把握し、期限切れを事前に防止できます。
SOP(標準作業手順)による作業の標準化によって誤作業や作業者ごとの品質のブレが解消され、製造ロスを減らすことができます。
設備との連携では、人による設定ミス等のエラーを防ぐことが可能です。
原価情報と製販の管理
原価の標準・予算・実績を把握し、差異分析をサポートすることでロス発生に対する効果的な打ち手の考案ができるようになります。
販売・製造・在庫の情報がシームレスに繋がる結果、需給変動に対しても迅速に対応が可能となり、生産や販売の機会損失を削減できます。
現場データの解析による品質改善支援
現場の4M(原材料・設備・工程・人)データと品質のバラつきを紐づけて一元管理・解析します。
品質をモニタリングし、「いつもと違う」という指標の悪化を捉えた際は、対策をいち早く講じてロス削減を図ることができるようになります。
設備保全
労働人口の減少により従業員の確保が困難になったり、ベテラン従業員の退職が相次いだりなど、人の確保にお困りのご担当者が多いのではないでしょうか?
作業者のスキルに頼らない『設備保全の属人化脱却』が必要となります。そのため、事後保全から予防保全/予兆保全への変革が大切になります。YOKOGAWAは、最適な点検周期の把握、設備トラブルの可視化、AI機械学習を用いたベテラン暗黙知の見える化など、様々な側面から『設備保全の属人化脱却』を支援するソリューションを提供しています。工場の安全・安定稼働により、生産性を向上し、生産機会損失の低減を支援します。
予備部品の適正在庫量把握による部品代削減
工場全体の予備部品在庫のリアルタイムの確認や、年間使用量の把握により、年間100万円のムダな部品購入を抑制することができました。
巡回点検の負荷低減
従来、作業者が行っていた巡回点検による振動値の記録を、無線センサーで自動収集することで、巡回点検工数を年間1/2削減できました。AIによる違和感検知も可能です。
設備異常の可視化による予兆保全
AI違和感検知機能により、設備状態をリアル タイム監視。日常点検ではわからない故障の 前段階の「いつもと違う」状態でアラートを 出し、故障前の対応が可能になりました。
グリーン工場
工場では、カーボンニュートラルやCO2削減といった環境への配慮、SDGsへの貢献やESG経営等が企業に求められています。 それに加えて、昨今の電気やガス料金の高騰により、製品コストが上昇しており、グリーン工場化への動きが加速しています。
エネルギー使用量を削減するためにどのように活動すればいいのか、活動を継続できるのか不安を持っているご担当者も多いのではないでしょうか。
YOKOGAWAは、エネルギーの使用量を見える化・最適化し、エネルギーコスト削減を支援するソリューションを提供しています。 ご担当者の課題やご要望に応じて、相談に乗りながらグリーン工場を実現します。
かんたん導入で省エネ活動を支援工場、建屋、ライン等における使用電力を低コストで可視化できます。使用電力を把握し省エネ活動に取り組むことができます。スモールスタートで初期導入コストを抑制するとともに、導入後の拡張やシステム変更にも柔軟に対応が可能です。 |
エネルギーの使用量を見える化・最適化エネルギー使用量の流れを見える化し、さらに生産情報と統合することで製品ロットごとのエネルギー使用量が把握できます。エネルギー使用量に関するデータは自動収集され、設備変更等に柔軟に対応可能です。 |
YOKOGAWAの省エネ取り組みYOKOGAWAの甲府工場は、IT活用の見える化システムと組織的運用を両輪としてエネルギー視点での改善活動で大きな成果をあげ、省エネのモデル工場として注目を集めています。 YOKOGAWAは経産省、環境省などの補助事業を利用してのFEMS (Factory Energy Management System) など、省エネ・CO2削減に貢献する高効率化設備の導入を推進しています。 |
小規模電力パッケージ SMARTDAC+ エネルギー監視 |
工場エネルギー操業支援システム「Enerize E3」 |
安全安心
食の安全安心への意識が高まる中、自社内のトレーサビリティーのやり方に課題を感じているご担当者も多いのではないでしょうか。また、HACCPへの対応が義務化され、品質管理業務の負荷に悩まれている声もお聞きします。
システムの導入で、安全安心に関する情報を一元管理し、トレース時間を大幅に短縮できます。
また、レコーダーや高精度な画像処理装置を用いて人手作業を自動化することで、HACCP等の品質管理に関連した業務負荷を軽減できます。
迅速なトレーサビリティー情報の集約と一元管理によって原材料・中間品・製品のステータスからのトレースを実現し、問題発覚時は追跡調査工数を大幅に軽減できます。記録したデータを用いてHACCPに対応した改善活動も実施可能です。 |
品質データの信頼性向上システムと分析機器を接続して検査結果を自動でシステムに反映させることで、誤入力を防ぎ、検査データの正確性が担保されます。データはシステムにリアルタイムで蓄積されていき、検査結果の検索やクレーム対応が迅速化できます。 |
製造管理パッケージ「CIMVisionLIBRA」 | 品質情報管理支援パッケージ「Lab-Aid」 |
設備・工程のモニタリングと記録HACCPにおける重点管理工程の監視・管理にあたり、設備データの自動監視とデータ集積が実現できます。搭載されたAIによって、設備の異常を事前に感知してアナウンスを出す予兆監視も可能です。 |
精度の高い自動異物検知高度な画像解析機能で、これまで人の目視に頼っていた異物の検知を自動で行うことができるようになります。ディープラーニングや3次元でのデータ処理によってラベルの印字不良やフィルム不良の検出も可能となり、安定的な検査環境を実現します。 |
ペーパーレスレコーダ「GX10/GX20」 | 画像ソリューション「HALCON」 |
関連情報
ありとあらゆるものが自動化された日清食品株式会社様の次世代型スマートファクトリー
YOKOGAWAはお客様とともに夢の工場の実現にチャレンジしました
Mitr Phol Group(以下Mitr Phol社)は、タイをはじめとするアジア最大の製糖、バイオエネルギー、エタノール製造会社です。またMitr Phol Groupは製糖会社の中で世界第3位に位置しています。 タイを始め、中国、ラオス、オーストラリアに拠点を置き、製糖、エタノール、バイオマスエネルギー、木材代替資源、農業関連の物流等を主要な事業としています。
横河はインドにある製糖工場の自動化システムを、システムの互換性と費用対効果を考慮し、導入させて頂きました。
霧島酒造株式会社は、本格焼酎業界で売上高日本一を誇るトップメーカーとして安心いただける商品をお届けできるように品質向上に取り組んでいます。生産管理/原価管理の基幹系システムと製造実行管理システムを連携することで品質向上とコスト削減を両立、コスト削減の最大化を実現しています。
品質を最優先に考え、製品の安心・安全を約束するカゴメ株式会社 名古屋工場。CIMVisionLIBRAの導入で『品質保証高度化へのトレーサビリティシステム』の構築を実現。トレース業務での大幅な時間短縮と作業品質向上にも効果を確認しています。
20年来のロングセラー商品、「蒟蒻畑」などが人気商品の株式会社マンナンライフ。製造設備の突発的な故障やライン停止の未然防止に向けた予防保全の取り組みの中でeServを2ケ月で導入。2年目を目標としていた基幹設備の予防保全を導入直後から実現しました。
いつでも手軽においしく!バラエティー豊かで、安心・高品質な商品を作り続ける名古屋工場。多品種の業務用プレミックス粉の製造スケジュールを立案する ASTPLANNER。アレルゲン対策も万全です!
東京多摩工場は、最先端の製造技術で食品業界をリードしています。 SOP(標準作業手順書)による作業の標準化、人に依存しない "誰が作業しても品質を保てるシステム" をCIMVisionLIBRAが提供します。
おなじみの「ほんだし®」を製造する味の素株式会社 東海工場では、「現場が課題を自ら発見し、対策を考え、実行する」といったワークスタイルの変革に向けてPIM-Aidを導入。現場の改善努力がすぐに数値で確認できることからモチベーションが向上、職場全員で改善を強化。
- 最先端バイオ医薬工場への導入事例
- バッチプロセスのスムースな運用
- フィールドデジタルによるプロアクティブ保全の実現
協和発酵バイオ株式会社は、独自の発酵技術で各種アミノ酸や医薬品原料などを製造・販売するバイオケミカル企業です。
2018年、同社の山口事業所は、保全を手掛ける協和エンジニアリング株式会社と協力して、IoTの導入によってさらなる設備安定化を図り、プラント全体の操業効率を最大化することを目的に、YOKOGAWAのSushi Sensorの導入を決定しました。
大塚グループ企業の一つで、化学品の製造販売を手掛けています。eServ導入により、すべての設備情報が一元化され、生産機会損失の原因が明確になり対策の進捗まで全員でフォローできるようになりました。
業種: 食品/コンスターチ製造
製品: コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: ROTAMASS を使用した高精度の密度・濃度測定の実現
課題(従来の顕微鏡観察や粒度分布計)
・顕微鏡を通しての観察は時間がかかり、作業者に苦痛を強いる
・作業者によるばらつきが生じるために不正確
・粒子の形態情報を定量化することができない
ソリューション
・高速に大量のデータを速やかに得ることができる
・正確かつ統計的なデータを得ることができる
・粒子の形態情報を用いて分類ができる
近年、食品や医薬品製造に使用される加工装置のお客様において、設備の状態の見える化を行いたいという要望が多くなっています。
これは現在、生産設備がどのような状態にあるのか、把握できていないことで、メンテナンスが、個人の経験や勘に依存してしまいます。
設備状態の見える化をすることで、現状をしっかりと把握し、設備の状態に合わせて、適切にメンテナンスを実施していただけるように、VZ20Xで正確にデータを収集します。
AN 77V01B01-09JA
業種: 食品
製品: コリオリ式質量流量計 ROTAMASS3 シリーズ
キーポイント: 気泡混入時に安定した質量流量測定を実現
食品・飲料品・薬品の製造ラインでは、製品などの製造が終了する毎にタンクや配管などの洗浄・殺菌が行なわれます。また、用いた薬品は、コスト削減のため回収が図られます。この目的の CIP(Clean-in-Place) システムでは、洗浄剤と洗浄水の入れ替えにおける識別等のために、導電率計が使用されます。
FLXA202/FLXA21 2 線式液分析計は、広い測定範囲に対応できる検出器を有した高精度の測定が可能な導電率計です。FLXA202/FLXA21 の採用により、境界面測定の精度がアップするなど、他の導電率計より有利な運転が可能になりました。
AN 10T01K01-01
AN10B01K01-02
SMARTDAC+ GX10/GX20を活用したクリーンルーム内での製造設備の監視・記録についてご紹介
オプションのカスタムディスプレイ機能とタッチ操作によるメッセージ入力
マルチバッチ機能で、複数の装置のデータを1台のSMARTDAC+で効率よく記録
カスタムディスプレイ機能で、各種装置に装備された記録計、表示器およびスイッチ類を統合
従来、ボイラ給水タンク給水系での糖液漏れ監視は、1日当たり数回、手分析する方法で行なわれていたため、多大な工数がかかっていました。また、監視が連続的でないため信頼性に欠けており、糖液漏れが発生したときにはそのカバーリングにも多くの費用と時間を必要としていました。
横河電機のFLEXAシリーズ 電磁導電率計を採用したことで安定に連続監視ができ、糖液漏れはいち早く検知されるのでトラブルが重大化するのを防げるようになりました。(AN10D01K01-02)
PLC FA-M3Vとペーパレスレコーダ GX10/GX20をModbus/TCPで簡単接続し、センサなどの入力信号はPLCで、収集データは信頼性の高いペーパレスレコーダで一元管理が可能です。
業種: 食品
製品: 2線式電磁流量計ADMAG AXR
キーポイント: スラリー流体の安定的な測定を2 線式電磁流量計で実現、省配線・省電力に貢献
充填工程前の加熱殺菌温度を現場または事務所で監視します。その温度データを外部媒体に記録します。
複数のプログラムパターンを、薬剤の種類に応じて切替可能
業種: 化学/食品
製品: 2線式電磁流量計ADMAG AXR
キーポイント: 可動部のない2 線式電磁流量計でメンテナンスを大幅削
バスダクト(バスバー)の保守点検は、異常の予兆を迅速に検知し、適切な時機に実施してこそ、工場の安定稼働につながります。横河電機のDTSXは、経年劣化の影響を受けやすい接続部を常時監視し、異常箇所のピンポイント検知や保守担当者の負荷軽減などに貢献します。
食品製造工程の衛生管理手法、HACCPの重要管理点(CCP)となっている熱処理工程を効率的に管理できる記録計です。
動画
広大なプラントのオート監視における技術面、コスト面の課題をDTSX光ファイバ温度センサが解決します。
このたび、ライフ事業のビジョンを策定しました。
このビジョンには、ライフサイエンス関連の研究領域、バイオテック、医薬/食品の生産プロセス、水循環において、観察/計測した情報をより高度に連携し、その解析結果を活用した制御を自律的に行い、ヒトのインテリジェンスを有効活用できるプラットフォームを提供すること。
そして、お客様と共に、BIA(Bio Industrial Autonomy) の世界を実現していきたいという思いを込めています。
計測や解析の技術の発展に貢献することで研究者の皆様の抱える課題を解決し、サイエンスに専念できる世界を実現します。
全ての生産活動から得られる情報を解析・コントロールするとともに作業者の安全に配慮し原料品質、設備劣化、技術伝承、製造環境整備の課題解決を実現します。
需要予測に基づいた、最適で高効率な自動操業に加え、おいしさも含めた品質の追求をお手伝いし、人手を介さずに成長していく自律した操業を実現します。
リアルタイムモニタリングと予測制御の技術を用いて、仮想空間で様々な実験シミュレーションが行える「デジタルツイン」の世界を実現します。
YOKOGAWAは、ワンストップソリューションビジネスを更に広く伝えるため、INCITとの提携によってS.I.R.I.フレームワークを提供しています。
ニュース
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プレスリリース 2023年6月22日 実験データと研究リソースのクラウド上での統合管理を実現する「OpreX Informatics Manager」を開発・発売
本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください
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