全地球規模でのCO2削減や災害への対策、エネルギーコストの削減などから、エネルギーの地産地消やスマートコミュニティへの関心が高まっています。この実現のためには、予測・最適制御による統合エネルギー管理・統合監視を可能とする地域エネルギーシステムの構築が不可欠となります。YOKOGAWAは、企業・業界を超えた地域エネルギーの全体最適に向け、CEMSソリューション、コージェネ最適制御をご紹介します。
課題と解決
課題
エネルギーの地産地消やスマートコミュニティ実現のためには、エネルギーの需要を把握し、コストを最小化した適切な供給計画の立案を行い、計画と実際の需給状況に相違がないかを確認するために、需要、供給状況のモニタリングが必須となります。
また、地域にエネルギーを供給するにあたり、自前電源を持つ例が多数ありますが、運用コスト高が課題となっています。
解決-1 CEMS
エネルギー需要を予測し、電力だけではなく熱需要のバランスを考慮した最適供給計画を作成し、各需要家にエネルギーを供給します。
また、エネルギーの需要、供給状況をモニタリングするとともに、ピークカット/ピークシフト、分散電源出力UPなどにより需給バランスを調整します。
解決-2 CGS運転最適化
CGSは、発電の際に生じる熱(蒸気)を有効利用するシステムです。地域エネルギーのエネルギー源として、多数導入されています。このCGS運転の最適化制御により、更なる省エネと大幅なコスト削減につながります。
詳細
CEMS
- Plan :エネルギー需要を予測し、電力・熱需要のバランスを考慮した最適供給計画を作成します
- Do :最適需給計画に基づき各需要家にエネルギーを供給します
- Check:エネルギーの供給状況をモニタリングします
- Action:ピークカット/ピークシフト、分散電源出力UPなどにより需給バランスを調整します
CGS運転最適化
CGS(コジェネレーションシステム)は、発電の際に生じる熱(蒸気)を有効利用するシステムです。
CGSの一定運転ではなく、時々刻々変化する電力需要量、熱需要量およびガス料金や電力料金のエネルギーコストを踏まえたリアルタイム最適制御を実現します。
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