溶存酸素(Dissolved Oxygen)とは、水中に溶解している酸素のことをいいます。
その濃度は単位容積当たりの酸素量で表し、単位はmg/Lです。
酸素は、生物学的には水中生物の呼吸作用に不可欠であり、化学的には酸化剤として作用します。水中への酸素の溶解度は、水温、塩分および気圧などに影響され、水温が上昇すると小さくなります。
関連製品&ソリューション
-
2線式液分析計 FLXA202
モジュール構造による豊富なシステムの構築、拡張性を備えた新世代の液分析計です。堅牢なアルミダイキャストケースを採用しています。pH/ORP、導電率測定では、従来タイプのアナログ形検出器のほか、SA11 SENCOMスマートアダプタと専用検出器による、デジタル検出器との組み合わせが可能です。TIIS、ATEXなど各種防爆に対応しています。
-
2線式溶存酸素計 FLXA21
モジュール構造による豊富なシステムの構築、拡張性を備えた新世代の液分析計です。 樹脂製ケースを採用した、コストパフォーマンスの良い製品です。
-
4線式液分析計 FLXA402
FLXA402は、複数の検出器が接続可能であり、pH/ORP計、導電率計、電磁導電率計、溶存酸素計から検出器を選択できます。優れた操作性や機能を兼ね備えると同時に、HARTやModbus通信による拡張性にも富んでおり、IIoT環境の構築にも貢献、設置・運用コストの削減を提案します。
-
溶存酸素検出器 DO30G
電解液の劣化や隔膜の汚れによる影響が少なく、長期安定測定が可能なガルバニ式溶存酸素検出器です。河川モニタリング、養殖など水質が重要な分野でも有効です。
-
蛍光式溶存酸素検出器 DO71/DO72
汚れに強く、長期に安定測定の蛍光式溶存酸素検出器です。センサの交換は現場で簡単に行え、メンテナンスコストを削減できます。低濃度測定を含む広範囲また超微量範囲の酸素測定が可能です。
過酷な測定条件下の下水処理場や排水汚泥処理場などの水処理場での使用に適しています。
デジタル通信対応で FLXA402 液分析計と組み合わて使用できます。