pH変換器は、異常を検知するとメッセージエリア(補助表示部)にエラー表示(エラー番号が点滅)を行います。エラー番号に対応した「エラー内容」、「原因」、「処置」の概要を下記に示します。
PH400Gの主なエラー番号、エラー内容、原因および処置
*下記以外につきましては取扱説明書 (IM 12B7C1-02)をご参照ください。
エラー番号 | エラー内容 | 原 因 | 処 置 |
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Err.4 | ガラス電極インピーダンス異常(LOWの場合) | ガラス電極のインピーダンスが、異常に低い値を示した時に発生。ガラス電極の割れが主な原因。 |
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Err.5 | ガラス電極インピーダンス異常(HIGHの場合) | ガラス電極のインピーダンスが、異常に高い値を示した時に発生。主に、電極面より測定液のレベルが低くなった時や電極の断線が原因。 |
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Err.6 | 比較電極(液絡部)インピーダンス異常 | 比較電極のインピーダンスが、設定値を超えた時に発生。ジャンクション(液絡部)の目詰まりが主な原因。 |
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Err.7 | 温度測定範囲異常(HIGHの場合) | 測定液の温度が、140℃を超えた場合に発生。 |
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Err.8 | 温度測定範囲異常(LOWの場合) | 測定液の温度が、-20℃未満になった場合に発生。 |
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Err.9 | pH測定範囲異常 | 測定液のpHが-2~15の範囲を超えた場合に発生。 |
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Err.10 | EEPROM異常 | 変換器の故障 |
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