横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

[小形圧力センサ FPシリーズ] FP101とFP101Aとの違いは何ですか?

FP101 は大気圧を基準とした圧力(ゲージ圧)を測定する圧力計です。FP101 の設置された場所の大気圧と、被測定流体との圧力差を出力するように製作されます。開放タンクの液位計などに利用されます。これに対し、FP101A は、理論的な絶対真空を基準とした圧力(絶対圧)を測定する圧力計です。被測定流体の圧力と、理論的絶対真空との圧力差を出力するように製作されます。気圧計や、脱気システムの真空度の確認などに利用されます。 ただし、FP101 の中でも、レンジコード E (代表レンジ 5 MPa )以上では、基準圧室を大気圧に開放せず、密閉しています。この場合、基準圧室の圧力は、FP101 の設置された場所の大気圧とは異なりますが、その差は測定スパンと比較して微小であるため、この基準圧室の気圧との圧力差をゲージ圧相当として出力します。この方式をシールドゲージ圧と呼びます。

関連製品&ソリューション

  • FPシリーズ サニタリ圧力センサ

    ISOサニタリ規格に準拠した食品装置用の圧力センサです。ゲージ圧力または絶対圧力を測定し、これを4~20mA DCまたは1~5V DC の信号に変換して発信・伝送します。 SIP、CIPには接液温度180℃高温対応タイプもラインアップしています。

    さらに見る
  • FPシリーズ 小形圧力センサ

    油圧機器や空圧機器をはじめとする各種産業装置用です。ゲージ圧力または絶対圧力を測定し、これを4~20mA DCまたは1~5V DC の信号に変換して±0.25%F.Sの高精度で発信・伝送します。

    さらに見る

トップ