横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

―設備監視の効率化を推進し、お客様と価値を共創するTrusted Partner YOKOGAWA― Sushi Sensor導入による、設備監視業務での新たな価値創造 ~解決編~

解決編

 

解決のポイント

  • YOKOGAWAのIIoT向け無線ソリューション「Sushi Sensor」なら、継続的にデータの収集ができる
  • データにより客観的に設備状態を把握、適切なアクションにつなげることが可能

 

解決

YOKOGAWAの IIoT無線ソリューション導入で異常兆候の見落とし回避へ

数社から提案を受けたなかで、N氏らが特に関心を寄せたのは、YOKOGAWAのSushi Sensorでした。Sushi Sensorは、耐環境性に優れ、屋外にある設備や配管に簡単に設置可能で、データを自動的に取得し、無線通信で監視センターに送ることができます。
またSushi Sensorを導入することにより、当初挙げていた目標を達成できそうなことも分かってきました。

  1. 効率化:詳細診断が必要な設備だけを抽出でき、巡回点検業務の効率が向上
  2. 対象範囲の拡大:長距離無線で広大な工場に散在する、監視が必要な多数の設備を監視
  3. 品質向上:高頻度の傾向監視による設備データの活用で客観的な状態を把握。熟練作業者の勘やスキルに頼らない診断で異常兆候の見逃しを防止し、適切なアクションを実現

N氏は今回の提案について、このような印象を持ちました。
「YOKOGAWAは計装機器メーカーとしてのドメインナレッジと実績・経験が豊富ですね。今回はセンサだけでなく、保全管理業務の人的リソースやコスト削減を目標とした、さまざまな付加価値サービスも含め俯瞰的かつ継続的に提供可能という提案でした。つまり上流から下流までワンストップで提供してもらえる、という点がありがたかったですね」

その他にも、安定稼働を図りつつ、多くの設備データを徐々に活用して設備異常判定の自動化や、設備状態と製品品質との相関を解析。さらにクラウドを介した他工場との連携に広げていくという将来に向けた構想がメンバーの共感獲得に繋がったのでした。

N氏たちメンバーはこの提案をもって上層部に上申。その書類にN氏が記した「設備管理コストの見える化や装置・機器の状態傾向監視に基づく保全タイミング最適化によるコストの適正化」という言葉が決め手となり、Sushi Sensor導入が決定したのです。

X社では、巡回点検を行っていた設備にSushi Sensorを設置、データ収集を開始し始め、目に見えて巡回点検の負担が減ったことを実感しているそうです。すでに、異常振動を検知した箇所をメンテナンスすることで設備故障の防止、などの実績が上がりはじめています。

 


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