設計図面コンバータは、2次元CADのP&IDを読み込み、コンピュータで処理可能なデータ形式に変換するアプリケーションです。主に下記2つの機能とベネフィットを提供します。
設計図面コンバータの使用により、計器リスト・ラインリスト・材料集計表を自動生成できます。ユーザはP&IDの図形を利用してパターンを作成し、設計図面コンバータがそのパターンルールに基づいてリストに変換します。具体的には、検出したい図形やその図形を構成するパーツの条件、検出した他の図形との接続関係などをパターンとして定義します。パターン設定は自由に調整できるので、高い抽出精度で計器リストなどのリストを生成できます。これまで手作業で行っていた業務を省力化し、ヒューマンエラーの低減による作業品質の向上および均一化を実現します。
さらに、P&IDのデータを国際標準規格ISO15926に準拠したXML形式のファイルで出力することもできます。出力したP&IDデータはプラントの建設・運転・保守保全・増改造といった、ライフサイクルにおける様々なフェーズで利活用できます。お客様のプラント設計におけるエンジニアリングDXに向けてのデータ利活用を促進します。
関連製品&ソリューション
-
OpreX Data Model Broker
OpreX Data Model Brokerは、プラントのライフサイクルを通じて、プラント内のデータの相互運用性と活用度を促進させることを目的としたプラントデータ変換プラットフォームです。