2010年2月3日
当社が代表を務めた沖縄県立北部病院におけるESCO(Energy Service Company)事業が、平成21年度省エネ大賞(組織部門)事例支援サービス分野において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
受賞テーマ名
7社のスクラムと病院の協力で達成した総合ESCO事業
対象事業
受賞対象となった沖縄県立北部病院のESCO事業は、2006年8月に沖縄県が募集した省エネ改修工事です。当社が代表を務めるグループが選定され、2008年4月から事業を開始しました。
ESCO事業者
横河電機株式会社(代表)、芙蓉総合リース株式会社、株式会社朝日工業社、
株式会社省電舎、株式会社設備研究所、照屋電気工事株式会社、久建工業株式会社
提案の主な特長
- 熱源システムの改善
- 中央監視システムの更新
- 空調システムの改善
- 照明の高効率化、自動水栓化など
受賞理由
沖縄県の地元企業を含む7社の連携により、各々の得意な分野における改善方策や技能を集結して総合病院の省エネルギーを支援し、エネルギー削減率約37.4%(原油換算で803kl/年)、実質単価ベースの光熱水費削減額約8,500万円を達成したことが評価されました。(データは、対策前の2004年度から2006年度の実績平均値と2008年度の年間実績との比較)
本事業においては、計測・制御・情報分野で高い技術を有する当社がリーダーシップを発揮して7社でスクラムを組んだことで、施設における大幅な省エネ効果および環境改善に繋げることができました。
当社は、今回の受賞を励みとして、さらなる低炭素社会の実現に貢献してまいります。
以上
*ESCO事業
ESCO(Energy Service Company)事業者がお客様のビルや工場に省エネルギー性能の高い設備を導入し、そこから得られる光熱費の削減分から導入費用、利益の配分を受けるビジネスモデル
*省エネ大賞(組織部門)
本表彰は財団法人省エネルギーセンターが経済産業省資源エネルギー庁から委託を受け、国内の産業・業務部門に属する企業、工場、事業所等の省エネルギーの推進に貢献した事業者等を表彰することを通して、更なる省エネルギー意識の浸透を図るとともに省エネルギー産業の発展及び省エネルギー型社会の構築に資することを目的とするものです。