2010年6月25日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、企業の社会的責任(CSR)に関する当社の2009年度の活動報告を、6月25日から当社ホームページで公開します。
CSR情報掲示場所
https://www.yokogawa.co.jp/about/yokogawa/sustainability/policy/
2009年度の主な活動成果
- CGOの任命
2009年12月に取締役専務執行役員の三奈木輝良をChief Green Officer(CGO)に任命しました。CGOは、当社の技術、製品・ソリューションを通じて、自社およびグループ会社だけでなく、お客様の工場におけるエネルギー効率の向上や環境負荷の低減を支援するための 活動を取りまとめます。今後、エネルギー消費が増大していくことが予想される新興国で、当社の省エネ・環境保全ビジネスを拡大していきます。 - CO2排出量や有害物質使用量の削減
本社において、2009年度は1990年比で床面積あたり39.7%のCO2排出量を削減しました。 - 「ITによる省エネ診断事業」に参画
アジアの新興国でのエネルギー消費削減に貢献すべく、2009年度は経済産業省とグリーンIT推進協議会が実施した「ITによる省エネ診断事業」に参画し、タイの2つのお客様のプラントにおいて省エネルギー診断を行いました。お客様のプラントに導入されている当社の既存システムを活用し、大幅な省エネの可能性を発見できました。 - 地域貢献
本社における長年の地域との防災面での協力が評価され、2010年1月に、東京消防庁から「第6回地域の防火防災功労賞」最優秀賞に選出されました。表彰された10件中、民間企業は当社だけです。 - グローバルな課題への取り組み
国連グローバル・コンパクトの理念に基づき、グループ各社は事業活動を行っている地域においてそれぞれ社会的課題の解決に取り組んでいます。
2009年度は、フィリピンで埋立てゴミ削減のための活動に取り組み、およそ20立方メートルのポリスチレン削減を実現しました。
CSR活動報告のホームページでの公開について
当社は「CSRレポート」等の名称で印刷物として報告書を発行してきましたが、資源の節約やCO2排出量を削減し地球環境保全につなげるため、昨年度から重要な項目のみ印刷物のアニュアルレポートに記載し、詳細についてはホームページ上で公開しています。
以上