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国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に当社の世界初の分散形制御装置CENTUMが登録されました

2012年9月11日発表

 当社が1975年に開発、発売した世界初の分散形制御システムCENTUM(センタム)が、独立行政法人国立科学博物館が選定する平成24年度の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されました。

 今年度は、ウォークマン1号機や液晶デジタルカメラをはじめ、21件が登録されました。人々の記憶に残る製品に交じって当社のCENTUMが選定された理由としては、「分散制御システムの出現により連続制御とシーケンス制御の融合が容易になり、プラント操業の高度化に貢献し、世界の計装システムが分散システムに移行した」ことがあげられています。

 当社のCENTUMシリーズは、過去の製品との継承性を保ちつつ、現在も当社の主力製品として販売されており、世界の計装市場で大きなシェアを獲得しています。今後も、製造業を中心としたお客様の効率的で安全な操業を支援するため、CENTUMシリーズは進化を続けます。

【重要科学技術史資料とは】
重要科学技術史資料登録制度は、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るため、平成20年度から実施されています。

※制度の詳細は、国立科学博物館のホームページで、産業技術史資料情報センターのページをご参照ください
国立科学博物館ホームページ

※平成24年度の登録についての国立科学博物館のプレスリリース
国立科学博物館プレスリリース (PDF: 2,660KB/31P)

以上

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