2015年4月17日発表
2月6日、横河電機株式会社の子会社であるヨコガワ・インドネシアは、インドネシア公共事業省水供給開発局とパートナーシップ契約を締結しました。今回の契約に基づき、ヨコガワ・インドネシアは、水供給開発局の幹部職員に対し、水処理に関する計測・制御技術の教育プログラムを提供します。
YOKOGAWAは、インドネシアの浄水場向け制御システムの提案を強化すると同時に、水事業に関わる人財の育成支援を通じて、同国における給水網整備と安全な水供給の実現に貢献します。
インドネシアの浄水場におけるYOKOGAWAの実績
バリ島にあるペタヌ浄水場の水処理設備は、SCADAソフトウエア「FAST/TOOLS(ファスト/ツールズ)」とネットワークベース生産システム「STARDOM™ (スターダム)」で構成されるYOKOGAWAのSCADAシステムによって監視・制御されています。バリ島初の浄水場向け自動制御システムでもあり、同国の水道分野で高い注目を集めています。同島で建設中のペネット浄水場にもYOKOGAWAのSCADAシステムが導入される見込みです。
以上
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ライフライン・上下水道
我が国において、少子高齢化はさらに進行し、東日本大震災の発生や大規模災害発生リスクの増大、エネルギーの逼迫、インフラの老朽化、国・地方公共団体等における行財政の逼迫等、社会資本や経済、行財政に対する視点が大きく変化してきています。国際的にも、人口増加やアジア諸国等における都市化の急激な進展によりライフラインのインフラ需要が急増するなど、国内外の社会・経済情勢が激変しています。私たちにとって望ましい水道とは、時代や環境の変化に的確に対応しつつ、水質基準に適合した水が、必要な量、いつでも実現するためには、水道水の安全の確保、確実な給水の確保、供給体制の持続性の確保の3つが必要です。 YOKOGAWAは、「計測と制御と情報により持続可能な社会の実現に貢献する」のもとに水道事業に取り組んできました。これからも更にIndustrial IoTの最新技術と新たな運用アイディアを組み合わせ、水環境の未来に責任を果たしていきます。