2016年6月20日発表
横河電機株式会社は、現在トップイーストDiv.1に所属する当社ラグビー部(横河武蔵野アトラスターズ)をクラブチームの要素を備えた運営に移行するため、NPO法人を設立することを決定し、6月17日(金)に申請を行いました。
NPO法人設立の背景
横河武蔵野アトラスターズは、当社のラグビー部として1946年の創設以来、長らく社会人ラグビーチームの雄として活動してきました。今シーズンで創部70周年を迎えたことを機に、チームの存在意義や理念を改めて見直し、持続的な成長、強化のためには地域に根差したクラブチームの要素を加え、当社をはじめとする多くのスポンサーや市民の皆様からのサポートを受けるとともに、独立した組織として自律的な運営を進めていくことが不可欠であると判断し、一企業に属する社会人チームという形態から、「地域社会と手を携えてチームをともに支えていく」クラブチームの要素を備えた形態へと大きく舵を切ることを決断しました。
設立法人の概要と目的
名称 | NPO法人横河武蔵野アトラスターズ |
---|---|
代表者 | 山崎 正晴 |
所在地 | 東京都武蔵野市中町2-9-32 |
設立目的 | スポーツ(ラグビーを柱)を通じて人々の心身の健全な発達と社会の発展に寄与する |
今後の運営
まずは、これまでのYOKOGAWAグループの社員選手を核に、外国人選手の導入などによる強化を図ります。現在のトップリーグ、トップイーストDiv.1、トップウエストDiv.1では初の認定NPO法人となる見込みです。
また、地域に根差したチームとして、市民、自治体(武蔵野市他)、当社をはじめとする地元を中心とした多くのスポンサー企業、商店、学校など全てのステークホルダーとの関係強化を図りながら ステークホルダーに喜んでいただけるスポーツマネジメントを実施し、活動を拡大していきます。
将来構想
- 理念
企業と地域のステークホルダーの方々から支えられるラグビーチームになる。 - 強化/育成
選手の強化・育成を進め、トップリーグに昇格し、定着する。
ステークホルダー(自治体、学校)との連携により、ジュニアチーム、女子チームなど、日本ラグビー界全体を見据えた「育成」にも力を入れるクラブ運営を志向する。
【トップチームに加え、ジュニアチーム、女子チームを保有する日本初のトップリーグクラブを目指す】 - スポーツマネジメント活動
他スポーツ種目や企業経営における知見を取り入れ、経験豊かなアドバイザーの活用により「スポーツマネジメント」を積極的に推進する。
横河武蔵野アトラスターズは、現在のラグビー界ではユニークで意欲的な取り組みを成功させることにより、今後の日本ラグビー界におけるチーム運営の新たなベンチマークとなれるよう努めてまいります。
また、すでに同様の形態で安定した運営を実現している「東京武蔵野シティFC」との連携も視野に入れ、ラグビー以外のスポーツの育成事業にも挑戦してまいります。
以上
- 横河武蔵野アトラスターズは、2017年2月、NPO法人ではなく、一般社団法人となりました。また、事業拡大に伴い、2019年5月に団体名を横河武蔵野スポーツクラブ に変更しました。