横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

当社社員が「IEC1906賞」を受賞

2023年10月17日発表

 10月17日、横河電機株式会社の社員である小野寺 薫が、国際電気標準会議(IEC)から「IEC1906賞」を受賞しました。この賞は、国際電気標準会議(IEC)における電気・電子技術の標準化活動に大きく貢献した者に対し、IECから与えられるものです。2023年は、世界29か国から219名が選ばれ、日本からは27名が受賞しました。
 小野寺は、工業用プロセス計測制御の標準化を担当するIECの技術委員会IEC/TC65で、プロセスオートメーションに関する専門家として数多くの作業部会において積極的に活動し、その貢献が認められ、後進の優れたロールモデルであるとして今回の受賞に至りました。とくに、セマンティック相互運用性※1を実現する国際標準規格IEC62832シリーズ(デジタル・ファクトリ・フレームワーク※2)の策定をはじめ、スマートマニュファクチャリング※3に関わる標準化活動に大きく貢献してきました。
 当社は今後も、生産現場、企業、サプライチェーンをつなげ、全体最適化を推進するスマートマニュファクチャリングの実現に向け、国際標準化活動に積極的に参加していきます。

※1 セマンティック相互運用性(意味論的相互運用性)
アーキテクチャの異なる(異なる言語やプロトコルを使用する)システム同士が情報交換し、交換した情報を、情報の意味を損なわずに使用できる能力のこと。

※2 デジタル・ファクトリ・フレームワーク
製造システム全体をコンピュータが解釈できる形態で表すための枠組み。

※3 スマートマニュファクチャリング
デジタルトランスフォーメーション(DX)を通して製造業のパフォーマンスを向上すること。YOKOGAWAは、全体最適の対象を広げるスマートマニュファクチャリングと、IA2IA(Industrial Automation to Industrial Autonomy)と呼ぶ「産業における自動化から自律化へ」の2つのアプローチで統合化・自律化・デジタル化による価値の創出を図っている。

以上

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