2008年6月26日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、昨年度のCSR活動をまとめた「YOKOGAWAグループ CSRレポート2008」を本日発行しましたのでお知らせします。
当社は、「YOKOGAWAは 計測と制御をテーマに より豊かな人間社会の実現に貢献する YOKOGAWA人は 良き市民であり 勇気をもった開拓者であれ」を企業理念として掲げています。事業による社会貢献と市民としての社会貢献の両方をめざすこの理念のもと、環境保全に貢献する製品・サービスの提供と「心」「知」「身」をテーマにしたYOKOGAWAらしい企業市民活動で、社会に貢献することを目指してきました。2008年4月には、CSRが重要な経営課題であることを明確にし「CSR推進本部」を新設してCSR活動をグループ全体で積極的に推進しております。
当社は、YOKOGAWAのCSR活動をわかりやすくステークホルダーに伝えるために、1999年に「環境報告書」を発行しました。「環境経営報告書」、「社会・環境報告書」と題名を改めながら内容を充実させ、2007年からはレポートの対象をコンプライアンスやコーポレート・ガバナンスにまで広げ「YOKOGAWAグループCSRレポート」として発行しています。
今回の「YOKOGAWAグループ CSRレポート2008」を、トップコミットメント、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、特集、環境活動報告、社会活動報告、第三者意見などで構成しました。新たに第三者意見をいただいたことで内容の客観性を確保して、ステークホルダーとの効果的なコミュニケーションを図りました。
特集では、自社の省エネルギーへの取り組み、製品の環境対応はもとより、世界中の工場やプラントを効率的に運転し無駄を減らす製品、サービスの提供を通じて、省エネルギー化に貢献していくビジネスを取り上げました。当社は、2007年9月に「省エネルギー・環境保全ソリューション本部」を設立し、必要なところに、必要なときに、必要なだけエネルギーを供給する「Energy on Demand」を基本としたビジネスを積極的に展開し、「持続可能な社会の構築」をめざしています。
YOKOGAWAは、ステークホルダーから信頼される企業をめざして、事業活動と社会貢献・地球環境保全を両輪として事業を展開していまいります。
以上
- ※ CSR(Corporate Social Responsibility)・・・企業の社会的責任のこと