2011年4月5日発表
横河電機(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、オーストリアの大手製造装置メーカのアンドリッツとの間で、同社が受注する紙パルプ工場や金属工場向け案件の生産制御システム、フィールド機器、プロセス分析計を優先供給する契約を締結しました。
この契約により世界各地にある同社および同社のグループ会社が紙パルプ工場や金属工場向けに製造装置を納入する際、当社の生産制御システム、フィールド機器、プロセス分析計が優先購入の対象となります。今後、取引に関する基本条項を定めたこの契約に基づいて取引することで、購買側・供給側双方にとって取引の効率化を図ることができます。
アンドリッツのグローバル調達部門の責任者であるクルド・オニング氏は今回の契約について「アンドリッツとYOKOGAWAが強固な関係を構築することで、お客様のプラントの最適化に貢献できると期待しています。」とコメントしています。
当社は、国内の制御システム市場において、紙パルプ関連で約6割、非鉄金属・金属製品関連で約4割のシェアを占めています(当社調べ)。国内での実績と今回の契約を弾みに、世界の紙パルプ市場、金属市場に向けた活動を強化して更なるシェア拡大を目指します。
以上
※ アンドリッツについて(ANDRITZ AG)
紙パルプ、水力発電、金属、飼料、バイオ燃料など幅広い分野の製造装置メーカであり、エンジニアリング会社。本社は、オーストリア南東部シュタイアーマル州の州都グラーツ。製造・販売・サービスを提供する拠点が世界中に150以上あり、従業員数は約14,300名。