2014年10月1日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、当社の共焦点定量イメージサイトメーター「CQ1」が、公益社団法人日本デザイン振興会のグッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。
「CQ1」は、再生医療分野や医学、生物学などの基礎研究分野において、細胞の画像から、個々の細胞の形態を簡単かつ高精度に定量化する装置です。「CQ1」を用いることで、細胞のかたまりをばらばらにしたり、培養容器から細胞を剥離するなどの前処理が不要になり、細胞本来の生体機能や特性を維持した状態で実験や検査を効率よく行うことができます。
デザインのポイントは、共焦点スキャナユニット、ステージ、カメラ、対物レンズなどで構成される計測部を一体化してコンパクトにしたことと光が入らないように密閉構造にしたことです。お客様は、置き場所を確保しやすくなった上に、暗室環境の整備も不要になりました。また、メンテナンスがしやすいように、装置本体の操作機能を極力減らしてPCから操作できるようにしたり、前面パネル1枚を開くとほとんどの調整作業が施せるようにデザインしました。
当社は、製品を設計する際に、シンプルで信頼感あるデザインを心掛けています。今回の受賞を励みに、今後も、安全で使い勝手に優れた製品の開発に努めてまいります。
共焦点定量イメージサイトメーター「CQ1」
※ グッドデザイン賞とは:
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品制定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。のべ受賞件数は39,000件以上にのぼります。公益財団法人日本デザイン振興会が運営を担っています。
以上
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共焦点定量イメージサイトメーター
簡単な操作で細胞を高精細に3D画像取得し、数値解析できるイメージサイトメーターです。タイムラプス測定機能とインキュベーターの追加により、4D測定が可能になりました。