2016年12月16日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、本日、ロシア大手石油会社であるGazprom Neft(ガスプロムネフチ)と、同社の製油所の操業に係る技術協力センター新設に関する協力覚書を締結しましたのでお知らせします。調印は、一般社団法人ロシアNIS貿易会と一般社団法人日本経済団体連合会が共催する日露ビジネス対話の席上で行いました。
技術協力センターでは、ガスプロムネフチと当社が共同で、同社の製油所操業の最適化に必要な高度制御システムなどの開発に取り組みます。また、当社は本センターで制御分野のエンジニアの育成を支援します。これらの取り組みを通じて、当社が所有する最新の制御技術を供与します。技術協力センターは2017年中に、サンクトペテルブルクに開設される予定です。
当社は、2008年、ガスプロムネフチと戦略的パートナーシップ協定を締結し制御システムの優先的供給を進めてきました。また、製品の供給と同時にお客様サポートのためのテクニカルセンターを相次いで開設するなどサービス体制の強化に努めてきました。
YOKOGAWAは、今後もロシアにおける受注拡大を目指すとともに、プラント操業に関する技術水準の向上や人材育成を通じてロシアの発展に貢献していきます。
※ ガスプロムネフチ(Public Joint Stock Company Gazprom Neft)について:
ロシア国営企業ガスプロムの子会社で、石油の開発、生産、輸送、販売まで一貫して担う。社長はAlexander Dyukov(アレクサンダー・デュコフ)、本社はサンクトペテルブルク。
ロシアにおけるYOKOGAWAの取り組み
1993年にモスクワ駐在員事務所を開設、1997年に現地法人ヨコガワ・エレクトリックを設立し、ロシアにおけるビジネスを本格的に開始しました。2005年に社名をヨコガワ・エレクトリック・CISに変更し、CIS諸国を含めて事業展開しています。ガスプロムネフチをはじめとするロシアの大手石油会社各社と戦略的パートナーシップ契約を締結し、ビジネスを拡大しています。
調印式にて、西島剛志社長(左)とアレクサンダー・デュコフ社長
以上
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横河電機株式会社 コーポレート・コミュニケーション室