2021年10月6日発表
横河電機株式会社（本社：東京都武蔵野市 代表取締役社長：奈良 寿）は、当社および子会社の横河マニュファクチャリング（本社：東京都武蔵野市 代表取締役社長：永井 博）が10月5日に、両社の航空機用計器事業を沖電気工業株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長：鎌上 信也 以下、OKI）に譲渡する旨の契約を同社と締結したことをお知らせします。
1．事業譲渡の理由
当社は航空機用のコックピット用のフラットパネルティスプレイ（多機能液晶表示装置）をはじめとする航空機用計器の事業に携わり、お客様の使用環境に適合させるための最適設計と製造を長年にわたって行ってきました。
譲渡先となるOKIは、情報通信機器やメカトロシステム、社会インフラを支えるソリューションを官公庁や企業に幅広く提供する電機メーカーです。
当社は、中期経営計画「Accelerate Growth 2023」の下、エネルギー＆サステナビリティ、マテリアル、ライフの3つの分野に注力し新たな価値の創造を目指しています。一方、OKIは、当社の保有する航空機用計器の技術とノウハウ、およびお客様基盤などの活用による、両社の持つ技術資産を掛け合わせた新製品の開発や新たな市場開拓の可能性に着目しています。こうした背景から、当事業の持続的な成長に対する両社の考えが一致し、当社の航空機用計器事業をOKIに譲渡することを決定しました。
2．譲渡対象の事業の概要
事業内容 ：航空機用計器の製作、販売
売上高 ： 49 億円（2020年度）
3．沖電気工業株式会社の概要
資本金 ： 44,000百万円
連結売上高 ： 3,929億円（2020年度）
連結従業員数 ： 15,642人（2021年6月末）
4．譲渡日
2022年4月1日 事業譲渡（予定）
5．今後の見通し
本件が当社連結業績に与える影響は軽微である見込みですが、さらに精査し、本年11月の第2四半期決算発表にて改めてお知らせします。
以上
本件に関するお問い合わせ
- 本プレスリリースに関するお問い合わせ先
横河電機株式会社 コミュニケーション統括センター 広報課