2025年1月24日発表
横河電機株式会社
Uptime AI, Inc.
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 取締役 代表執行役社長:奈良 寿)と、プラント運用上の課題を特定し、解決する専門的AIプラットフォームを提供するUptimeAI(アップタイムエーアイ 本社:サンフランシスコ 創業者・最高経営責任者:ジャガディシュ ガトゥ)は、横河電機がUptimeAIに出資するとともに、両社が製造プラントにおける設備パフォーマンス管理向上を目指す契約を締結しましたのでお知らせします。
この業務提携において、両社はUptimeAIのAI搭載プラットフォームを横河電機の設備モニタリングサービスである「OpreX Asset Health Insights」に統合し、石油・ガス、化学、セメント、電力や再生可能エネルギー産業などのお客様に対して、プラントの運用と保全業務を最適化できるソリューションとして提供していきます。
「OpreX Asset Health Insights」とUptimeAIプラットフォームの統合ソリューション
拡大
「OpreX Asset Health Insights」に搭載されている運用技術(OT)データとITデータの統合機能と、UptimeAIプラットフォームの中核である「AI Expert」モジュールを組み合わせることによって、専門知識を持つ高度なAIエージェント、自己学習ワークフロー、メンテナンス分析機能や、各設備のモデルをすべて網羅するプラントオペレーター向けAIアシスタントを実現します。自動学習プロセスがもたらす原因分析、予測的洞察や、推奨をもとにお客様が運用と保全コストを削減することで、短時間で投資に対する効果が見込まれます。
横河電機執行役常務デジタル戦略本部長の舩生 幸宏は次のように述べています。「UptimeAIとの提携により次世代のAIソリューションをお客様に提供できることを嬉しく思います。製造業のグローバル企業は、基本的なモニタリングと予測分析を超えて、根本原因を特定し、ベストプラクティスを抽出して、継続的な改善を推進するインテリジェントなソリューションを求めています。UptimeAIは、各製造業のトップ企業においてすでに実績を上げています」。
UptimeAI最高経営責任者ジャガディシュ ガトゥは次のように述べています。「横河電機との提携により、当社のAI技術の適用範囲を拡大し、製造産業により大きなインパクトを与えることができます。お客様がよりスマートでレジリエントなオペレーションに移行し、信頼性、効率性、生産性を高め、収益性を向上できるよう両社で支援していきます」。
お客様の最適なオペレーションを実現するために、両社の強みを融合させ、プラント設備管理の革新的なソリューションの提供に取り組んでいきます。
以上
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横河電機株式会社 コミュニケーション統括センター 広報課
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