ロボット・ドローン ソリューション導入の信頼できるパートナー
YOKOGAWAは、ワンストップソリューション プロバイダとして、 お客様のバリューチェーン全体へのロボット・ドローンの導入を支援いたします。
YOKOGAWAの100年以上にわたるプロセスオートメーションの専門知識を活用し、ロボット・ドローン導入とシステム機能拡張を実現いたします。
このたび、ロボット・ドローンの主軸製品であるロボット管理コア(OpreXTM Robot Management Core)と プラント画像アナライザ(OpreX Plant Image Analyzer)を発表いたしました。
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詳細
お客様の課題
お客様の定常業務およびメンテナンス活動には、いくつか共通の課題があります。
- 安全上のリスク:高所や閉所などの危険なエリアや、安全を脅かす過酷な環境下での作業がある。
- 労働力不足:高齢化による労働力不足と技術継承に不安がある。
- 人間だけでは困難な業務:データを正確かつ効率的に取得・処理するには、人間だけの能力では限界がある。
ソリューション
YOKOGAWAのロボットソリューション
プロセスオートメーションにおけるYOKOGAWAの専門知識と、高度なロボット技術を融合させ、工場の少人化を実現します。また、プラント運営や定常業務における共通課題を解決できるような人とロボットの協業の実現を目指します。
ワンストップソリューション プロバイダ
YOKOGAWAは、ロボットソリューションの信頼性、可用性、持続性確保のために、コンサルティングから実行、運用・メンテナンスまでを継続的に支援するワンストップソリューションを提供します。
コンサルティング:問題定義、最適なソリューション、ハードウェアおよびソフトウェアの選択
実行:ユースケース開発とソリューションエンジニアリング
運用・メンテナンス: ソリューションの可用性を保証するアフターサービス、新たな課題の発見、ユースケースの共同開発を通じてソリューションの価値を長期的に向上させる
ロボット管理コア(OpreX Robot Management Core)
ロボット管理コア(OpreX Robot Management Core)は、複数のロボットが収集したデータを統合・管理し、アプリケーションの幅を広げることでお客様のビジネスに貢献します。ロボット管理コア(OpreX Robot Management Core)は、統合情報サーバ(Collaborative Information Server:CI サーバ)の一部です。統合情報サーバは、様々なシステムで構成される複雑な階層構造を統合し、データドリブンな操業の最適化に必要なプロセスデータを引き出します。
ロボット管理コア(OpreX Robot Management Core)の詳細はこちら
ロボット管理:統合、集約、制御
遠隔操作と完全に自律的な操業を実現するためには、複数ロボットの統合制御とモニタリングを単一の統合ヒューマンマシンインタフェース(HMI)で行うことが必要となります。これにより、複数デバイスからのアクセスを実現し、ロボット管理の統合、データ集約、制御が容易になります。
データ管理:収集、解析、レポート作成
このプラットフォームは、様々なデータと通信構造を管理し、複数デバイスからの複雑なデータ収集を実現します。
さらに、AIアプリケーションを活用して、ロボットが収集したデータの解析とレポート作成が可能です。
プラント画像アナライザ(OpreX Plant Image Analyzer)は、撮影した画像に対してAIによる画像解析を行い、付加価値を提供するYOKOGAWA独自のAIアプリケーションで す。
プラント画像アナライザ(OpreX Plant Image Analyzer)の詳細はこちら
他システムとのインタフェース
AIアプリケーションやサードパーティソフトウェアといった他システムとのシームレスなデータ統合のためのインタフェースを実現します。
既存の制御システムおよびアセットマネジメントシステムとの統合
ロボットの導入は、ほとんどのお客様にとって新たな取り組みとなるため、制御システムやアセットマネジメントシステムなどの既存のシステムとの統合が課題となります。
YOKOGAWAは、これまでに培ったプロセスオートメーションとIT/OT技術に関する専門知識・ノウハウを活かし、シームレスな統合プロセスとそれによる少人化を実現します。
提供価値
YOKOGAWAは、ワンストップでロボットソリューションを提供するとともに、プロセスオートメーションやIT/OT技術の専門知識を活用することで、新たなシステム導入に伴うサイロ化を生じさせることなく、お客様の円滑なロボットの導入を実現します。また、シームレスな統合プロセスを実現することで、お客様の操業の少人化をサポートします。
コンサルティングを通じて定義された特定の問題に対し、適切なユースケースに基づいたロボットソリューションを実装することで、以下のような価値が生まれます。
- 危険な場所に素早く、簡単に、安全に到達することによる安全性の向上
- 新たな人材がテクノロジーを使ってより効率的に作業を行えるようになることによる、労働力の強化
- 価値のあるデータの収集・解析機能により、適切なデータを適切な担当者(意思決定者など)に届けることが可能になります。ロボットにセンサーや独自設計のペイロードを装備することによって、操業目的を達成します。
ユースケース
フィールドパトロール
ロボットによる現場パトロールは、効率性の向上、継続的な監視機能、そして人員の安全性向上につながります。一方で、技術統合、メンテナンス、倫理的配慮といった検討すべき課題もあります。
- ロボットは、設定された時間に巡回点検の定常作業を行います。
- ロボットにさまざまなセンサーを組み合わせることで、工場の 「目」 「耳」 「鼻」 となり、異常を検出し、また、AI分析によって設備を監視します。
AIソリューションを用いたロボットによる色劣化診断
色劣化診断システムは、AI画像解析装置を搭載したロボットが、対象物の色の変化を検出するシステムです。付属のセンサーが取得した色相と明度のデータをAIアルゴリズムが解釈し、劣化の程度を診断します。迅速かつ正確な評価を行うとともに、メンテナンスの必要な項目にフラグを立て、対象物の品質と価値を維持・保全します。
ファーストレスポンダー
プラント内で発生した緊急事態における初期対応としてロボットを配置することで、作業員は状況把握、重要なデータの収集、また機器の作動停止や救助活動の支援を実行できるなど、多くのメリットがあります。
ロボット統合プラットフォームとDCSが連携することにより、プラント制御室に継続的に送られるリアルタイムのフィードバックを受け、作業員は安全で効果的な戦略を立て、安全リスクを低減させることができます。
ドローンによるインフラ点検ソリューション
ドローンによるインフラ点検ソリューションを導入することで、効率性、安全性、正確性の大幅な改善が可能になります。
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- ロボット・ドローンソリューション (1.2 MB)
ニュース
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プレスリリース 2024年10月28日 センシンロボティクスとドローン関連サービスの販売提携
~世界各地のプラントやインフラの安全かつ効率的な点検に向けて~
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プレスリリース 2024年3月21日 OpreX Robot Management Coreを開発・発売
~製造現場における安全性向上と効率化を実現するロボット運用ソリューションを本格展開~
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