横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

有効性比較分析サービス

有効性比較分析とは、お客様プラントの有効活用度を、競合他社と比較することで定量的に示すサービスです。DCSベンダーならではインデックス(安全・生産・設備・保全)を用意しています。お客様プラントの強み・弱みを定量的に把握し、プラント運用の改善に役立てることが出来ます。YOKOGAWAでは、有効性比較分析によって顕在化したお客様の課題を解決するための、各種コンサルティングサービスも用意しています。

 

なぜ計測・制御・情報システムの有効性比較分析が重要なのでしょうか?

導入済み計測・制御・情報システムの有効性を、過去、自社内同一システム間、あるいは同一業界内で定期的に比較分析(ベンチマーク)することによって、有効性が維持できているかどうか、改善すべき点が無いかどうかを定量的に確認できます。YOKOGAWAの有効性比較分析サービスは、お客様が導入された計測・制御・情報システムの有効性Indexを、以下の4つのエリアごとに収集・計算し、ベンチマークレポートとして提出する情報提供サービスです。

  • 安全(独立防護層2-4層の性能、アラーム、HMI、変更管理など)
  • 生産(測定精度、制御性、運転効率、生産精度)
  • 設備(機能、性能)
  • 保全(信頼性、可用性、保守性、整合性、機密性)
プラント有効活用度の報告

 

本サービスの利点は?

  • サービス期間中、有効性Indexの元データ自動収集、自動計算するソフトウエアをお客様に貸し出します。これにより、お客様を面倒なデータ収集・Index計算作業から開放します。
  • 世界中にある20,000システムを超える豊富なシステムインストールベースに基づいたベンチマークレポートを提供します。
  • 豊富な種類の課題解決サービスを別途用意しています。
  • 画面切り替え頻度や、ステーション単位の稼働率など、システムサプライヤならではのユニークな有効性Indexをご用意しています。
  • 有効性Indexは、お客様のご要望に応じて定期的に改定・追加します。
プラント改善活動につながります

 

有効性インデックスの一例 (プロセス制御システム)

カテゴリ Index例 課題解決サービス™
アラーム
  • アラーム数
  • 繰り返しアラーム数
  • 長期継続アラーム数
  • 確認操作無しで復帰したアラーム数
  • アラーム設定値変更回数
  • アラーム発報抑制回数
  • 迷惑アラームの削減サービス
  • EEMUA #191 に基づいたアラームシステムの設計サービス
  • 運転状態に応じたアラーム管理サービス
HMI
  • 画面呼出回数(グラフィック、トレンドなど)
  • 運転員あたりの担当制御ループ数
  • 操作パネルの再エンジニアリング
    例 DCS のグラフィックパネル
  • コントロールルームデザインサービス
制御
  • PID 制御ループのAUT 率
  • PID 制御ループで偏差アラーム無しの時間率
  • 手動介入操作数(制御設定値変更など)
  • PID ループの制御性改善サービス
  • 手動運転の標準化・自動化サービス
RASIS(レイシス)


Reliability:信頼性

Availability:可用性

Serviceability:保守性

Integrity:完全性

Security:機密性

  • 信頼性:平均システム故障間隔
  • 可用性:システム稼働率
  • 保守性:平均システム修復時間
  • 完全性:制御バス負荷
  • 機密性:未承認ユーザのログオン回数、不明アクセス数
  • 洗浄、修理、交換サービス
  • PC リフレッシュ、ソフトウエア更新サービス
  • 予備品管理サービス
  • データバックアップサービス
  • セキュリティアップデートサービス

EEMUA    :Engineering Equipment and Materials Users Association の略。
 欧州系企業が中心となって作成されたアラームシステムの設計・管理・調達に関するガイドライン。

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください

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