制御弁の状態監視や制御ループの問題特定により、保全の効率化を図りませんか?
複数ベンダーの制御弁の状態を一括で把握することは困難であり、また、一人の保全員が担当する制御弁の数が多いため時間がかかります。広範囲の制御ループの監視・診断が難しいため、プラントに点在する問題の抽出に時間がかかります。このような背景から、効率的な問題解決に向けた保全計画の立案や実施が課題となっていませんか?
YOKOGAWAの制御弁・制御ループ診断・入力端の状態監視サービスによって、複数ベンダーによる制御弁の特性にかかわらず制御性を監視できるため、問題発見を容易にします。また、各診断を組み合わせることにより、広範囲において、迅速な問題特定と課題解決を支援します。
プラント設備の安定した運転に向けて、問題を早期発見し解決します
- フィールド機器診断により、正確な計測制御を阻害する要因を排除します。
- フィールド機器の状態やリスクを一括監視し、優先順位に基づいた保全を可能にします。
提供するサービス
制御弁および制御ループの状態を可視化します。
制御性を示すデータは、日/週/月ごとにオンラインで監視できるため、傾向監視や予測が可能になります。
制御弁診断・制御ループ診断を組み合わせることにより、問題の根本的原因を解明します。
お客様のメリット
見落としがちな現場の問題の明確化
- 制御ループの動作確認が容易になります。
機器の信頼性向上
- 適切なチューニングや予防保全により、機器の信頼性が向上します。
- 保全コスト削減や機器の適切な使用により、省エネルギーを実現します。
保全計画の信頼性向上
- 制御弁・制御ループの制御性を把握できます。
- 機器・設備の状態に基づく計画立案が容易になります。
制御性データ
上段:制御性偏差トレンド
下段:平均的ステム摺動距離トレンド
お客様 導入事例: Thai Acrylic Fibre Co., Ltd. (タイ)
機器や設備の状態に応じた保全が重要な課題であったのに対し、YOKOGAWAの診断サービスにより予防保全が可能になり、機器の信頼性が高まりました。
制御ループの適切なチューニングと制御弁の安定した運転により、2つの生産ラインでおよそ3,100トン の蒸気量と、6,400kWh の電力量の削減が見込まれています。
TAF社プラント
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