プラントのプロセス制御システムのPID調節計は、システム導入時にパラメータチューニングがなされます。その後、プロセスや運転、設備等に変更があった際に制御性を維持するには、再チューニングが必要です。
横河電機は、長年お客様と共に築いたプロセス制御の技術と経験、PIDパラメータチューニングをサポートするソフトウェアを駆使して、プラントの制御性を改善するサービスを提供します。
なぜPID ループの制御性改善が重要なのでしょうか?
プロセス制御システムに標準で用意されているPID調節計は、安全安定運転の要であり、システム導入時は通常入念にパラメータチューニングがなされます。その後、プロセスや運転方案等に変更があった際は、制御性を保つため速やかに再チューニングが必要です。
一方、変動を嫌うプロセスの場合は、PID 調節計は通常安定性を重視したパラメータセッティングになっていますが、制御性改善のため高度制御システムを追加で導入する際は、再チューニングが必要です。
本サービスの利点は?
30 年以上に及ぶプロセスオートメーションサプライヤーとしての経験により、YOKOGAWAはPID ループの制御性改善に関して、幅広い業種で豊富な技術と知識を積み上げてきました。また、YOKOGAWA製プロセス制御システムCENTUM のPID アルゴリズムに対して最適なパラメータを算出するPID チューニングソフトもエンジニアリングツールとしてご用意しています。
これらに基づいた、高信頼・高品質なサービスを提供いたします。
DMAIC
本サービスは、品質管理手法として著名なシックスシグマDMAIC のステップに基づいて提供されます。これにより、作業の抜けなく確実なサービスが提供でき、期間内で最大の成果を上げることが可能となります(*1)
Define (定義) |
|
---|---|
Measure (測定) |
|
Analyze (分析) |
|
Improve (改善) |
|
Control (管理) |
|
*1 エンジニアリングツールとして、弊社製PID チューニングソフトを使用します。
*2 プロセス制御システムや現場のエンジニアリング(例.ループ構成の変更)を別途有償でご提案する場合があります。
本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください
お問い合わせ