F3LX02-2N
FL-net(OPCN-2)は、(財)製造科学技術センターにおいてFAオープン推進協議会が標準化を行ったオープンFAネットワークで、マルチベンダのプログラマブルコントローラ/NC/ロボットコントローラ間通信ネットワークを実現するものです。
最大254ノード(1モジュール当り1ノードと数えます)の接続が可能です。
詳細
特長
- FL-net(OPCN-2)Ver. 2.00に対応しています。
- メインユニットに最大6モジュール実装でき、多階層のデータリンクが可能です。
- リンク点数は各モジュールごと(8192点/1モジュールずつ)に任意に設定可能です。
- Ethernetを通信媒体とするため、増設が容易です。
- 独自開発の「RRR(トリプルR)*1」方式で超高速データ転送を実現します。
- デファクトスタンダードであるEthernetを通信媒体とするマルチベンダ対応の高速なネットワークです。
- サイクリック伝送(一定周期で各ノードのデータを収集)とメッセージ伝送(イベント通知)をサポートします。
- ネットワーク上の各ノードの通信媒体アクセスを管理/制御することにより、一定時間内のデータ転送を保証します。
*1 : 「RRR(トリプルR)」方式は、Rapid Refresh Reflectionの略で「FL-netインタフェースモジュール」内のデータ処理と「シーケンスCPUモジュール」間とのデータのリフレッシュを高速にし、PLC(FA-M3)間の転送データがラダーアプリケーションプログラムで認識できるまでの時間(伝達時間)を高速化した仕組みです。
仕様
F3LX02-2N | |||
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10BASE-T | 100BASE-TX | ||
伝送仕様 | 伝送速度 | 10Mbps | 100Mbps |
伝送方法 | ベースバンド | ||
アクセス制御 | IEEE802.3準拠(CSMA/CD)準拠 | ||
伝送プロトコル | UDP/IP、FAリンクプロトコル、ICMP,ARP | ||
セグメント最大長*2 | 100m | ||
カスケード最大接続段数*3 | 4段 | 2段 | |
ノード間最大距離*3 | 500m | 205m | |
最大システムノード数 | 254台 | ||
最大実装モジュール数 | 6(サブユニットへの実装不可) | ||
サイクリック伝送 | 領域1. 512ワード | ||
領域2. 8192ワード | |||
メッセージ伝送 | 最大1024バイト | ||
消費電流 | 330mA以下 | ||
外形寸法*4 | 28.9(W)×100(H)×83.2(D)mm | ||
質量 | 100g |
*2 : HUBとノード間の距離です。
*3 : リピータHUB使用時の場合の制限です。スイッチングHUB使用時の制限は、HUBの仕様によります。
*4 : 突起部を除く寸法
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- レンジフリーコントローラFA-M3V 総合カタログ (2.2 MB)
- 予防保全&リプレースのすすめ (1.2 MB)
一般仕様書
- FA-M3/e-RT3概要 (モジュール形名をお選びの際にご利用ください) (1.4 MB)
- FA-M3/e-RT3 規格認定/適合モジュール一覧 (348 KB)
- FL-net(OPCN-2)インタフェースモジュール (582 KB)
技術情報
- FA-M3/e-RT3 販売終了品一覧 (483 KB)
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