SF661-MCW / SF662-MCW / SF663-MCW
ToolBoxは、FA-M3の特定モジュール専用の設定ツールで、アプリケーション開発のさまざまなシーンで開発効率を改善します。
温度調節・モニタモジュール用と、位置決めモジュール用があります。
SF661-MCW | ToolBox 温度調節・モニタモジュール【F3CU04 / F3CX04用】 |
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SF662-MCW | ToolBox位置決めモジュール【F3NC3□用】 |
SF663-MCW | ToolBox位置決めモジュール【F3YP2□用】 |
詳細
ToolBox 温度調節・モニタモジュール (SF661-MCW)
ToolBox温度調節・モニタモジュールは、
温度調節PIDモジュール(F3CU04-0N、F3CU04-1N、F3CU04-0S、F3CU04-1S、F3CU04-0H、F3CU04-1H)
および温度モニタモジュール(F3CX04-0N、F3CX04-0H)に対応した設定ツールで、
モジュールの初期設定から動作テストまでを行うことができます。
また、煩わしい微調整・チューニングをグラフィカルにモニタしながら設定が可能な為、立ち上げまでの手間が省けます。
特長
再利用
- パラメータ設定情報の再利用が可能です。
優れたデバック機能とデータロギング
- 動作テスト中にも、動作モニタ、エラー情報の表示、設定内容の確認などが同時に行えます。
- モジュール内のデータをロギングし格納することができます。
- ログデータを外部データに出力して、ドキュメント化や分析・加工が手軽に行えます。
他アプリケーションとの連携
- FA-M3プログラム開発ツールWideField2,WideField3との同時起動、同時編集が可能です。また、WideField2R2(リリース2)以降をお使いの場合には、同時通信を行うことができます。
- パラメータやログデータをcsvデータとして保存を行えます。
やさしい編集画面
- モジュール内のパラメータをガイドに従って設定します。
- 任意に定画面をカスタマイズし、必要なものだけを簡単設定することができます。
New ! - 温度調節PIDモジュールと温度モニタモジュールの全パラメータを設定することができるようになり、
F3CU04-0H、F3CU04-1H、F3CX04-0Hに追加されたサンプルPI制御や出力折線近似などの新機能がご利用いただけます。
仕様
SF661-MCW | |
---|---|
PC | PC/AT 互換機 |
OS | Microsoft Windows 11(x64) Microsoft Windows 10(x86/x64) 日本語版/英語版 |
供給メディア | CD-ROM |
CPU | 1GHz以上で、上記OSが正常に動作すること |
メモリ | 1GB以上で、上記OSが正常に動作すること |
ハードディスク容量 | 200MB以上確保できること |
ディスプレイ | 1024×768ドット以上推奨 |
通信条件*1*2 | USB, RS-232C, Ethernet, FL-net (F3LX02-1Nの場合,Rev:01.00以降) |
対応プリンタ | 上記OSで使用できるA4サイズ対応のプリンタ |
対応日本語入力 | Microsoft IMEなど各種 |
対応モジュール | F3CU04-0N, F3CU04-1N, F3CU04-0S, F3CU04-1S, F3CU04-0H, F3CU04-1H, F3CX04-0N, F3CX04-0H |
対応CPUモジュール*3 | F3SP05-0P, F3SP08-0P, F3SP08-SP, F3SP21-0N, F3SP22-0S, F3SP25-2N, F3SP28-3N, F3SP28-3S, F3SP35-5N, F3SP38-6N, F3SP38-6S, F3SP53-4H, F3SP53-4S, F3SP58-6H, F3SP58-6S, F3SP59-7S, F3SP66-4S, F3SP67-6S, F3SP71-4N, F3SP71-4S, F3SP76-7N, F3SP76-7S, F3SPV3-4H, F3SPV8-6H, F3SPV3-4S, F3SPV8-6S, F3SPV9-7S, F3FP36-3N |
他アプリケーションとの連動 | ToolBox_R4の場合WideField2のR2.01以上のバージョン、ToolBox_R6以降ではWideField3と同時通信を行うことができます。 |
*1:Ethernet通信・FL-net通信の場合、TCP/IPプロトコルが正しく動作するネットワークが必要です。使用可能な通信条件は CPU機種により異なります。
*2:USB通信ではパソコンによっては、まれに接続が不安定になることがあるため、全てのパソコン(チップセット)との接続を保証するものではありません。
*3:F3SP71-4S, F3SP76-7Sは、ToolBox_R6以降で使用可能です。
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ToolBox位置決めモジュール(F3NC32/34 対応)(SF662-MCW)
ToolBox位置決めモジュールは、位置決めモジュール(F3NC32-0N、F3NC34-0N)に対応したWindows上で動作する位置決め設定ツールです。
位置決めモジュールの登録パラメータ、動作パターンデータ、および位置データの設定、動作モニタ、動作テストまで行うことができます。
操作性、再利用性、視認性を追及した統合型開発環境により、モジュールの運転準備やデバッグなどを容易に行うことができ、開発効率が大幅に向上します。
特長
統合型開発環境
- ToolBox位置決めモジュール(SF662-MCW)、およびToolBox温度調節・モニタモジュール(SF661-MCW)を同一パソコンにインストールすることにより、プロジェクト毎に温度調節・PIDモジュール、温度モニタモジュール、および位置決めモジュール(位置指令パルス出力形)を一括管理することができます。今後、他のFA-M3高機能I/Oモジュールにも順次対応予定です。
- FA-M3ラダープログラム開発ツールWideField2, WideField3との同時起動、同時編集が可能です。また、WideField2 R2(リリース2)以降をお使いの場合には、同時通信を行うことができます。
操作性・再利用性
- 動作パターンデータと位置データを別々に管理・作成することができます。これにより、設計時に動作パターンを作成し、現場で位置データをティーチングすることができます。さらに、同じ装置であれば位置データのティーチングだけですので、開発効率/再利用性が大幅にアップします。
- 2軸(F3NC32-0N)、または4軸(F3NC34-0N)の動作を1つの動作パターンテーブルと位置データテーブルで作成することができます。これにより、装置の動作に合わせた動作パターンデータの作成が可能です。
- 動作パターンデータや位置データ毎に意味のあるラベルやコメントを付けることができます。
- オートコンプリート機能により、動作パターンデータや位置データの入力を入力済みの候補の中から選択することができます。これにより、実際の動作パターンデータや位置データを覚えることなく、動作パターンデータの作成や動作テストが可能になります。
- 使い勝手に合わせて、動作パターンデータと位置データを同時に作成したり、別々に作成することも可能です。
- 動作パターンデータで位置データを指定する場合、位置データテーブルからドラッグアンドドロップすることもできます。
視認性
- 複数開いている画面リストがウインドリストバーに表示されますので、他の画面に隠れている画面をすばやく表示することが可能です。
- 登録パラメータ、動作パターンデータ、および位置データ編集時に、設定データにエラーがあるセルは赤色、編集されたセルはピンク色、初期値と異なるセルは黄色、設定不要なセルは灰色に表示されます。
デバッグ・保守
- 動作テスト中でも全てのステータスがモニタできます。動作モニタしながら登録パラメータ、動作パターンデータ、および位置データをデバッグできます。
- JOG送りにより動作テストする場合、Shiftキーを押しながらJOG送りを実行すると複数軸を同時に動作させることができます。この時、Shiftキーを離すと全軸停止します。
- FA-M3高機能I/Oモジュールの入出力リレーをコメント付きでモニタしたり、ON/OFFすることができます。
- Help機能としてToolBox位置決めモジュールから、位置決めモジュールの取扱説明書の必要な内容を順次表示することができます。
仕様
SF662-MCW | |
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PC | PC/AT 互換機 |
OS | Microsoft Windows 11(x64) Microsoft Windows 10(x86/x64) 日本語版/英語版 |
供給メディア | CD-ROM |
CPU | 1GHz以上で、上記OSが正常に動作すること |
メモリ | 1GB以上で、上記OSが正常に動作すること |
ハードディスク容量 | 200MB以上確保できること |
ディスプレイ | 1024×768ドット以上推奨 |
通信条件*1*2 | USB, RS-232C, Ethernet, FL-net (F3LX02-1Nの場合,Rev:01.00以降) |
対応プリンタ | 上記OSで使用できるA4サイズ対応のプリンタ |
対応日本語入力 | Microsoft IMEなど各種 |
対応モジュール | F3NC32-0N, F3NC34-0N |
対応CPUモジュール*3 | F3SP05-0P, F3SP08-0P, F3SP08-SP, F3SP21-0N, F3SP25-2N, F3SP35-5N, F3SP28-3N, F3SP38-6N, F3SP53-4H, F3SP58-6H, F3SP22-0S, F3SP28-3S, F3SP38-6S, F3SP53-4S, F3SP58-6S, F3SP59-7S, F3SP66-4S, F3SP67-6S, F3SP71-4N, F3SP71-4S, F3SP76-7N, F3SP76-7S, F3SPV3-4H, F3SPV8-6H, F3SPV3-4S, F3SPV8-6S, F3SPV9-7S, F3FP36-3N |
他アプリケーションとの連動 | ToolBox_R2の場合WideField2のR2.01以上のバージョン、ToolBox_R4以降ではWideField3と同時通信を行うことができます。 |
*1:Ethernet通信・FL-net通信の場合、TCP/IPプロトコルが正しく動作するネットワークが必要です。使用可能な通信条件はCPU機種により異なります。
*2:USB通信ではパソコンによっては、まれに接続が不安定になることがあるため、全てのパソコン(チップセット)との接続を保証するものではありません。
*3:F3SP71-4S, F3SP76-7Sは、ToolBox_R4以降で使用可能です。
既に本製品をお持ちのお客様で、最新版にレブアップされたい方は、会員制サイト Partner Portal(要会員登録)よりダウンロードしてください。
ToolBox位置決めモジュール(F3YP22/24/28 対応)(SF663-MCW)
ToolBox位置決めモジュール(F3YP22/24/28対応)は、位置決めモジュール(F3YP22-0P, F3YP24-0P, F3YP28-0P)に対応したWindows上で動作する位置決め設定ツールです。
位置決めモジュールの登録パラメータ、位置データテーブル、およびカウンタの設定、動作モニタ、動作テストまで行うことができます。
操作性、再利用性、視認性を追及した統合型開発環境により、モジュールの運転準備やデバッグなどを容易に行うことができ、開発効率が大幅に向上します。
特長
統合型開発環境
- ToolBox位置決めモジュール(SF662/663-MCW)、およびToolBox温度調節・モニタモジュール(SF661-MCW)を同一パソコンにインストールすることにより、プロジェクト毎に温度調節・PIDモジュール、温度モニタモジュール、および位置決めモジュール(位置指令パルス出力形、多チャネルパルス出力形)を一括管理することができます。今後、他のFA-M3高機能I/Oモジュールにも順次対応予定です。
- FA-M3ラダープログラム開発ツールWideField2, WideField3との同時起動、同時編集が可能です。また、WideField2 R2(リリース2)以降をお使いの場合には、同時通信を行うことができます。
操作性・再利用性
- 各軸の位置データを管理・作成することができます。また、同じ装置であれば位置データテーブル運転が可能ですので、開発効率/再利用性が大幅にアップします。
視認性
- 複数開いている画面リストがウィンドウリストバーに表示されますので、他の画面に隠れている画面をすばやく表示することが可能です。
- 登録パラメータ、位置データ編集時に、設定データにエラーがあるセルは赤色、編集されたセルはピンク色、初期値と異なるセルは黄色、設定不要なセルは灰色に表示されます。
デバッグ・保守
- 動作テスト中でも全てのステータスがモニタできます。動作モニタしながら登録パラメータ、位置データをデバッグできます。
- JOG送りにより動作テストする場合、Shiftキーを押しながらJOG送りを実行すると複数軸を同時に動作させることができます。この時、Shiftキーを離すと全軸停止します。
- FA-M3V高機能I/Oモジュールの入出力リレーをコメント付きでモニタしたり、ON/OFFすることができます。
- Help機能としてToolBox位置決めモジュールから、位置決めモジュールの取扱説明書の必要な内容を順次表示することができます。
仕様
SF663-MCW | |
---|---|
PC | PC/AT 互換機 |
OS | Microsoft Windows 11(x64) Microsoft Windows 10(x86/x64) 日本語版/英語版 |
供給メディア | CD-ROM |
CPU | 1GHz以上で、上記OSが正常に動作すること |
メモリ | 1GB以上で、上記OSが正常に動作すること |
ハードディスク容量 | 200MB以上確保できること |
ディスプレイ | 1024×768ドット以上推奨 |
通信条件*1*2 | USB, RS-232C, Ethernet, FL-net(F3LX02-1Nの場合、Rev:01.00以降) |
対応プリンタ | 上記OSで使用できるA4サイズ対応のプリンタ |
対応日本語入力 | Microsoft IMEなど各種 |
対応モジュール | F3YP22-0P, F3YP24-0P, F3YP28-0P |
対応CPUモジュール | F3SP05-0P, F3SP08-0P, F3SP08-SP, F3SP21-0N, F3SP25-2N, F3SP35-5N, F3SP28-3N, F3SP38-6N, F3SP53-4H, F3SP58-6H, F3SP22-0S, F3SP28-3S, F3SP38-6S, F3SP53-4S, F3SP58-6S, F3SP59-7S, F3SP66-4S, F3SP67-6S, F3SP71-4N, F3SP71-4S, F3SP76-7N, F3SP76-7S, F3SPV3-4H, F3SPV8-6H, F3SPV3-4S, F3SPV8-6S, F3SPV9-7S, F3FP36-3N |
他アプリケーションとの連動 | WideField3と同時通信を行うことができます。 |
*1:Ethernet通信・FL-net通信の場合、TCP/IPプロトコルが正しく動作するネットワークが必要です。使用可能な通信条件は CPU機種により異なります。
*2:USB通信ではパソコンによっては、まれに接続が不安定になることがあるため、全てのパソコン(チップセット)との接続を保証するものではありません。
既に本製品をお持ちのお客様で、最新版にレブアップされたい方は、会員制サイト Partner Portal(要会員登録)よりダウンロードしてください。
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- レンジフリーコントローラFA-M3V 総合カタログ (2.2 MB)
一般仕様書
- FA-M3/e-RT3概要 (モジュール形名をお選びの際にご利用ください) (1.4 MB)
- FA-M3 ソフトウェアパッケージ (6.6 MB)
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