横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

出力モジュール(e-RT3)

F3YA** / F3YC** / F3YD**

出力モジュールには、以下のタイプがあります。用途に合わせてご利用ください。

トライアック出力 F3YA08-2N
リレー出力 F3YC08-0C, F3YC08-0N, F3YC16-0N
TTL 出力 F3YD32-1T
トランジスタ出力 F3YD04-7N, F3YD08-6A, F3YD08-6B, F3YD08-7A, F3YD14-5A, F3YD14-5B, F3YD64-1M, F3YD32-1H, F3YD32-1P, F3YD64-1P, F3YD32-1R, F3YD64-1R

詳細

仕様

  F3YA08-2N
出力形式 トライアック接点
点数 8
点数 / コモン 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧 100-240V AC
最大負荷電流 1A/点(0~40℃)
0.7A/点(40~55℃)
3A/コモン
応答時間 OFF→ON 1ms以下
ON→OFF 1/2サイクル+1ms以下
寿命 -
ON電圧 1.5V AC以下
OFF時漏洩電流 3mA以下
サージキラー CRアブソーバ、バリスタ
プログラム停止時の出力*3
HOLD/RESET
シーケンスCPU使用時
初期値:RESET モジュール単位で一括設定可*1*2
BASIC CPU使用時
認定機能なし 常にHOLD
RTOS-CPU 使用時
初期値:HOLD 8点単位で指定可
消費電流 130mA(5V DC)
外部供給電源 不要
外部接続 10点端子台 M3.5ネジ
質量 150g

*1 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、CPU重故障時の出力HOLD/RESETの選択が可能です。
*2 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*3 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。

仕様

  F3YC08-0C*4 F3YC08-0N*4 F3YC16-0N*4
出力形式 リレー接点
点数 8 16
点数 / コモン 全点独立 8点 / コモン
絶縁方式 機械式絶縁
定格負荷電圧 5-24V DC  100-240V AC
最大負荷電流 2A/点 2A/点
8A/コモン
応答
時間
OFF→ON 10ms以下
ON→OFF 10ms以下
寿命 機械的 : 2000万回以上
電気的 : 10万回以上
ON電圧 -
OFF時漏洩電流 -
サージキラー なし
プログラム停止時の出力*3
HOLD/RESET
シーケンスCPU使用時
初期値:RESET モジュール単位で一括設定可*1*2
BASIC CPU使用時
認定機能なし 常にHOLD
RTOS-CPU 使用時
初期値:HOLD 8点単位で指定可
消費電流 205mA(5V DC) 380mA(5V DC)
外部供給電源 不要
外部接続 18点端子台 M3.5ネジ 10点端子台 M3.5ネジ 18点端子台 M3.5ネジ
質量 180g 160g 220g

*1 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、CPU重故障時の出力HOLD/RESETの選択が可能です。
*2 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*3 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。
RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「■RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*4 : リレー出力モジュールに内蔵されているリレーは、完全密封型ではありません。設置環境の雰囲気に存在する塵埃や腐食性ガス等は、リレーの寿命に影響します。また、シリコーン系物質から揮発したシリコーンガスが存在する雰囲気で接点を開閉すると、接点表面にSiO2(二酸化シリコン)が生成・付着し、接触不良を起こすことがあります。特に、負荷条件が24VDC以下かつ500mA以下の場合、シリコーンガスの影響により接点不良を起こす危険性があります。このような場合には、トランジスタ出力モジュール等の半導体素子を使用したモジュールのご使用をお勧めします。

仕様

  F3YD32-1T
出力形式 トランジスタ接点(TTL出力)
点数 32
点数 / コモン 8 点/コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧 5V DC
最大負荷電流 16mA/点、128mA/コモン
応答時間 OFF→ON 1ms 以下
ON→OFF 1ms 以下
ON電圧 -
OFF時漏洩電流 -
寿命 -
サージキラー ツェナーダイオード
消費電流 210mA(5V DC)
プログラム停止時の出力*3
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時] 初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*1*2
[BASIC CPU使用時] 設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時] 初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源 5V DC 60mA
外部接続 40 極コネクタ×1
質量 110g

*1:    F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、CPU重故障時の出力HOLD/RESETの選択が可能です。
*2:    F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*3:    CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。

仕様

  F3YD04-7N F3YD08-6B F3YD08-6A F3YD08-7A
出力形式 トランジスタ接点 トランジスタ接点(ソースタイプ) トランジスタ接点(シンクタイプ)
点数 4 8
点数 / コモン 全点独立 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧 24V DC 12-24V DC
最大負荷電流 2A / 点 1A / 点
4A / コモン
2A/点
8A/コモン
応答時間 OFF→ON 5ms以下 1ms以下
ON→OFF 3ms以下 1ms以下
寿命 -
ON電圧 0.5V DC以下
OFF時漏洩電流 0.1mA以下
サージキラー ツェナーダイオード アクティブクランプ
プログラム停止時の出力*2
HOLD/RESET
シーケンスCPU使用時
初期値:RESET モジュール単位で一括設定可*1
BASIC CPU使用時
認定機能なし 常にHOLD
RTOS-CPU 使用時
初期値:HOLD 8点単位で指定可
消費電流 85mA(5V DC) 60mA(5V DC) 80mA(5V DC)
外部供給電源 不要 12-24V DC 10mA
外部接続 10点端子台 M3.5ネジ
質量 140g 130g

*1 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*2 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。

仕様

  F3YD14-5A F3YD14-5B
出力形式 トランジスタ接点(シンクタイプ) トランジスタ接点(ソースタイプ)
点数 14
点数 / コモン 8点 / コモン 6点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧 12-24V DC
最大負荷電流 0.5A / 点
2A / コモン
応答時間 OFF→ON 1ms以下
ON→OFF 1ms以下
寿命 -
ON電圧 0.5V DC以下
OFF時漏洩電流 0.1mA以下
サージキラー アクティブクランプ
プログラム停止時の出力*2
HOLD/RESET
シーケンスCPU使用時
初期値:RESET モジュール単位で一括設定可*1
BASIC CPU使用時
認定機能なし 常にHOLD
RTOS-CPU 使用時
初期値:HOLD 8点単位で指定可
消費電流 120mA(5V DC)
外部供給電源 12-24V DC 20mA
外部接続 18点端子台 M3.5ネジ
質量 160g

*1 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*2 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。

仕様(シンクタイプ)

  F3YD32-1H
出力形式 トランジスタ接点(シンクタイプ)
点数 32
コモン方式 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
耐電圧 外部接続コネクタ一括-内部回路間 1500V AC、1分間
定格負荷電圧
(使用負荷電圧範囲)
12-24V DC(10.2~26.4V DC)
最大負荷電流 0.1A / 点、0.5A / コモン
応答時間 OFF→ON 0.1ms 以下
ON→OFF 0.1ms 以下
ON電圧 0.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 機械的 -
保護機能*1 負荷短絡保護 異常を検知すると、短絡電流を制限します
過熱保護 異常を検知すると、出力をOFFします
サージキラー*2 アクティブクランプ形式
ヒューズ なし
消費電流 165mA(5V DC)
出力表示*3 LED(ON時点灯)
プログラム
停止時の出力*4
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時]  初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*5
[BASIC CPU使用時]  設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時]  初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源 12-24V DC 30mA
外部接続 40極コネクタ×1
質量 110g

*1 : 保護機能について

  • 負荷短絡が発生すると、ON電圧が上昇し、短絡電流を1~3Aに制限します。
  • 負荷短絡が解除されると、正常復帰します。
  • 負荷短絡による短絡電流が流れ続けると出力素子の温度が上昇し、出力素子の内部温度が約160℃を超えると過熱保護が動作して出力がOFFします。
  • 過熱保護が動作した後、出力素子の温度が約10℃低下すると、正常復帰します。
  • 負荷短絡が発生していない場合の仕様範囲内の動作で加熱保護が動作することはありません。
  • 負荷短絡保護、過熱保護ともに1点単位で動作します。ただし、負荷短絡の状態によっては過熱保護が他の出力でも動作する場合があります。
  • 負荷短絡保護、過熱保護は、短時間の負荷短絡に対してモジュール内部の出力素子を保護するものです。負荷短絡状態のまま長時間放置されるとケースの劣化やプリント基板の変色等が発生する場合がありますので、負荷短絡状態のまま放置しないでください。
  • 外部供給電源の極性を間違えないようにしてください。極性を逆にした状態で負荷短絡が発生しますと出力素子が破壊します。その際に、発煙したり、出力素子の破片が飛び散る場合があります。
  • F3XD32、F3XD64用に配線されたコネクタを誤接続した場合、保護機能は働かず、内部素子が故障しますので注意してください。

*2 : リレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、負荷側にサージキラーが必要です。負荷の近くにサージキラーまたはダイオードを取付け、モジュールの出力端子の電圧が仕様で定めた使用負荷電圧範囲を超えないようにしてください。
*3 : 表示部(LED)と回路出力部は独立していますので、故障時は表示部(LED)と接点の動作が異なる場合があります。
*4 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「故障ランクとLED表示」を参照してください。また、RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「RTOS-CPU モジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*5 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時は、16点単位で設定可。

 

  F3YD32-1P
出力形式 トランジスタ接点(シンクタイプ)
点数 32
コモン方式 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
耐電圧 外部接続コネクタ一括-内部回路間 1500V AC、1分間
定格負荷電圧
(使用負荷電圧範囲)
12-24V DC(10.2~26.4V DC)
最大負荷電流 0.1A / 点、0.5A / コモン
応答時間 OFF→ON 1ms 以下
ON→OFF 1ms 以下
ON電圧 0.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 機械的 -
保護機能*1 負荷短絡保護 異常を検知すると,出力電流を制限または出力をOFFします
過熱保護 異常を検知すると、出力をOFFします
サージキラー*2 アクティブクランプ形式
ヒューズ なし
消費電流 160mA(5V DC)
出力表示*3 LED(ON時点灯)
プログラム
停止時の出力*4
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時]  初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*5
[BASIC CPU使用時]  設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時]  初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源 12-24V DC 55mA
外部接続 40極コネクタ×1
質量 110g

*1 : 保護機能について

  • 負荷短絡が発生すると、出力電流を制限または一定時間出力をOFFします。
  • 負荷短絡が解除されると、正常出力動作に復帰します。
  • 負荷短絡によって短絡電流が流れ続けると出力素子の温度が上昇します。出力素子の内部温度が一定温度を超えると過熱保護が動作して出力がOFFします。
  • 過熱保護が動作した後、出力素子の温度が低下すると、出力がONに復帰します。
  • 負荷短絡が発生していない場合の仕様範囲内の動作で加熱保護が動作することはありません。
  • 負荷短絡保護、過熱保護ともに1点単位で動作します。ただし、負荷短絡の状態によっては過熱保護が他の出力でも動作する場合があります。
  • 負荷短絡保護、過熱保護は、短時間の負荷短絡に対してモジュール内部の出力素子を保護するものです。負荷短絡状態のまま長時間放置されるとケースの劣化やプリント基板の変色等が発生する場合がありますので、負荷短絡状態のまま放置しないでください。
  • 外部供給電源の極性を間違えないようにしてください。極性を逆にした状態で負荷短絡が発生しますと出力素子が破壊します。その際に、発煙したり、出力素子の破片が飛び散る場合があります。
  • F3XD32、F3XD64用に配線されたコネクタを誤接続した場合、保護機能は働かず、内部素子が故障しますので注意してください。

*2 : リレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、負荷側にサージキラーが必要です。負荷の近くにサージキラーまたはダイオードを取付け、モジュールの出力端子の電圧が仕様で定めた使用負荷電圧範囲を超えないようにしてください。
*3 : 表示部(LED)と回路出力部は独立していますので、故障時は表示部(LED)と接点の動作が異なる場合があります。
*4 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「故障ランクとLED表示」を参照してください。また、RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「RTOS-CPU モジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*5 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時は、16点単位で設定可。

 

仕様(ソースタイプ)

  F3YD32-1R
出力形式 トランジスタ接点(ソースタイプ)
点数 32
コモン方式 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
耐電圧 外部接続コネクタ一括-内部回路間 1500V AC、1分間
定格負荷電圧 *1
(使用負荷電圧範囲)
12-24V DC (10.2~26.4V DC)
最大負荷電流 0.1A / 点、0.5A / コモン
応答時間 OFF→ON 1ms 以下
ON→OFF 1ms 以下
ON電圧 0.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 機械的 -
保護機能*2 負荷短絡保護 異常を検知すると、短絡電流を制限します
過熱保護 異常を検知すると、出力をOFFします
サージキラー*3 なし
ヒューズ なし
消費電流 170mA(5V DC)
出力表示*4 LED(ON時点灯)
プログラム
停止時の出力*5
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時]  初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*6
[BASIC CPU使用時]  設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時]  初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源*1 12-24V DC 60mA
外部接続 40極コネクタ×1
質量 110g

*1 : 外部供給電源と負荷電源は,必ず同じものを使用してください。同一電圧でも別々の電源を使用することはできません。                                        
*2 : 保護機能について

  • 負荷短絡が発生すると、ON 電圧が上昇し、短絡電流を1~3A に制限します。
  • 負荷短絡が解除されると、正常復帰します。
  • 負荷短絡による短絡電流が流れ続けると出力素子の温度が上昇し、出力素子の内部温度が約160℃を超えると過熱保護が動作して出力がOFF します。
  • 過熱保護が動作した後、出力素子の温度が約10℃低下すると、正常復帰します。
  • 負荷短絡が発生していない場合の仕様範囲内の動作で過熱保護が動作することはありません。
  • 負荷短絡保護は1 点単位、過熱保護は、出力1 と出力2、出力3 と出力4、・・・・出力63 と出力64 のペアで回路構成されており2 点単位で動作します。ただし、負荷短絡の状態によっては過熱保護が他の出力でも動作する場合があります。
  • 負荷短絡保護、過熱保護は、短時間の負荷短絡に対してモジュール内部の出力素子を保護するものです。負荷短絡状態のまま長時間放置されるとケースの劣化やプリント基板の変色等が発生する場合がありますので、負荷短絡状態のまま放置しないでください。
  • 外部供給電源の極性を間違えないようにしてください。極性を逆にした状態で負荷短絡が発生しますと出力素子が破壊します。その際に、発煙したり、出力素子の破片が飛び散る場合があります。F3XD32、F3XD64 用に配線されたコネクタを誤接続した場合、保護機能は働かず、内部素子が故障しますので注意してください。

*3 : リレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、負荷側にサージキラーが必要です。負荷の近くにサージキラーまたはダイオードを取付け、モジュールの出力端子の電圧が仕様で定めた使用負荷電圧範囲を超えないようにしてください。
*4 : 表示部(LED)と回路出力部は独立していますので、故障時は表示部(LED)と接点の動作が異なる場合があります。
*5 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「故障ランクとLED表示」を参照してください。また、RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「RTOS-CPU モジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*6 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時は、16点単位で設定可。

仕様(シンクタイプ)

  F3YD64-1P
出力形式 トランジスタ接点(シンクタイプ)
点数 64
コモン方式 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
耐電圧 外部接続コネクタ一括-内部回路間 1500V AC、1分間
定格負荷電圧
(使用負荷電圧範囲)
12-24V DC(10.2~26.4V DC)
最大負荷電流 0.1A / 点、0.4A / コモン
応答時間 OFF→ON 1ms 以下
ON→OFF 1ms 以下
ON電圧 0.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 機械的 -
保護機能*1 負荷短絡保護 異常を検知すると,出力電流を制限または出力をOFFします
過熱保護 異常を検知すると、出力をOFFします
サージキラー*2 アクティブクランプ形式
ヒューズ なし
消費電流 275mA(5V DC)
出力表示*3 LED(ON時点灯)
切換えスイッチにより32点ごとに表示
プログラム
停止時の出力*4
HOLD/RESET
シーケンスCPU使用時
初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*5
BASIC CPU使用時
設定機能なし、常にHOLD
RTOS-CPU使用時
初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源 12-24V DC 95mA
外部接続 40極コネクタ×2
質量 130g

*1 : 保護機能について

  • 負荷短絡が発生すると、出力電流を制限または一定時間出力をOFFします。
  • 負荷短絡が解除されると、正常出力動作に復帰します。
  • 負荷短絡によって短絡電流が流れ続けると出力素子の温度が上昇します。出力素子の内部温度が一定温度を超えると過熱保護が動作して出力がOFFします。
  • 過熱保護が動作した後、出力素子の温度が低下すると、出力がONに復帰します。
  • 負荷短絡が発生していない場合の仕様範囲内の動作で過熱保護が動作することはありません。
  • 負荷短絡保護、過熱保護ともに1点単位で動作します。ただし、負荷短絡の状態によっては過熱保護が他の出力でも動作する場合があります。
  • 負荷短絡保護、過熱保護は、短時間の負荷短絡に対してモジュール内部の出力素子を保護するものです。負荷短絡状態のまま長時間放置されるとケースの劣化やプリント基板の変色等が発生する場合がありますので、 負荷短絡状態のまま放置しないでください。
  • 外部供給電源の極性を間違えないようにしてください。極性を逆にした状態で負荷短絡が発生しますと出力素子が破壊します。その際に、発煙したり、出力素子の破片が飛び散る場合があります。
  • F3XD32、F3XD64用に配線されたコネクタを誤接続した場合、保護機能は働かず、内部素子が故障しますので注意してください。

*2 : リレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、負荷側にサージキラーが必要です。負荷の近くにサージキラーまたはダイオードを取付け、モジュールの出力端子の電圧が仕様で定めた使用負荷電圧範囲を超えないようにしてください。
*3 : 表示部(LED)と回路出力部は独立していますので、故障時は表示部(LED)と接点の動作が異なる場合があります。
*4 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「故障ランクとLED表示」を参照してください。また、RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「RTOS-CPU モジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*5 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時は、16点単位で設定可。

 

仕様(ソースタイプ)

  F3YD64-1R
出力形式 トランジスタ接点(ソースタイプ)
点数 64
コモン方式 8点 / コモン
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
耐電圧 外部接続コネクタ一括-内部回路間 1500V AC、1分間
定格負荷電圧 *1
(使用負荷電圧範囲)
12-24V DC (10.2~26.4V DC)
最大負荷電流 0.1A / 点、0.4A / コモン
応答時間 OFF→ON 1ms 以下
ON→OFF 1ms 以下
ON電圧 0.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 機械的 -
保護機能*2 負荷短絡保護 異常を検知すると、短絡電流を制限します
過熱保護 異常を検知すると、出力をOFFします
サージキラー*3 なし
ヒューズ なし
消費電流 275mA(5V DC)
出力表示*4 LED(ON時点灯)
切換えスイッチにより32点ごとに表示
プログラム
停止時の出力*5
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時]  初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*6
[BASIC CPU使用時]  設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時]  初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源*1 12-24V DC 110mA
外部接続 40極コネクタ×2
質量 130g

*1 : 外部供給電源と負荷電源は,必ず同じものを使用してください。同一電圧でも別々の電源を使用することはできません。                                        
*2 : 保護機能について

  • 負荷短絡が発生すると、ON 電圧が上昇し、短絡電流を1~3A に制限します。
  • 負荷短絡が解除されると、正常復帰します。
  • 負荷短絡による短絡電流が流れ続けると出力素子の温度が上昇し、出力素子の内部温度が約160℃を超えると過熱保護が動作して出力がOFF します。
  • 過熱保護が動作した後、出力素子の温度が約10℃低下すると、正常復帰します。
  • 仕様範囲内の動作で過熱保護が動作することはありません。負荷短絡保護は1 点単位、過熱保護は、出力1 と出力2、出力3 と出力4、・・・・出力63 と出力64 のペアで回路構成されており2 点単位で動作します。ただし、負荷短絡の状態によっては過熱保護が他の出力でも動作する場合があります。
  • 負荷短絡保護、過熱保護は、短時間の負荷短絡に対してモジュール内部の出力素子を保護するものです。負荷短絡状態のまま長時間放置されるとケースの劣化やプリント基板の変色等が発生する場合がありますので、負荷短絡状態のまま放置しないでください。
  • 外部供給電源の極性を間違えないようにしてください。極性を逆にした状態で負荷短絡が発生しますと出力素子が破壊します。その際に、発煙したり、出力素子の破片が飛び散る場合があります。F3XD32、F3XD64 用に配線されたコネクタを誤接続した場合、保護機能は働かず、内部素子が故障しますので注意してください。

*3 : リレーなどの誘導性負荷を接続する場合は、負荷側にサージキラーが必要です。負荷の近くにサージキラーまたはダイオードを取付け、モジュールの出力端子の電圧が仕様で定めた使用負荷電圧範囲を超えないようにしてください。
*4 : 表示部(LED)と回路出力部は独立していますので、故障時は表示部(LED)と接点の動作が異なる場合があります。
*5 : CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「故障ランクとLED表示」を参照してください。また、RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS34M06A01-01 の「RTOS-CPU モジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。
*6 : F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時は、16点単位で設定可。

 

仕様(マトリクススキャン)

  F3YD64-1M
出力形式 トランジスタ接点(マトリクススキャン)
点数 64
点数 / コモン 8×8マトリクス
絶縁方式 フォトカプラ絶縁
定格負荷電圧 12-24V DC
最大負荷電流 0.1A
応答時間 OFF→ON 16ms 以下
ON→OFF 16ms 以下
ON電圧 1.5V DC 以下
OFF時漏洩電流 0.1mA 以下
寿命 -
サージキラー ツェナーダイオード
消費電流 125mA(5V DC)
プログラム
停止時の出力*2
HOLD/RESET
[シーケンスCPU使用時] 初期値:RESET、モジュール単位で一括設定可*1
[BASIC CPU使用時]  設定機能なし、常にHOLD
[RTOS-CPU使用時]  初期値:HOLD、8点単位で指定可
外部供給電源 12-24V DC 40mA
外部接続 40極コネクタ×1
質量 110g

*1:    F3SP22、F3SP28、F3SP38、F3SP5*、F3SP6*、F3SP7*使用時、16点単位での指定が可能です。
*2:    CPU故障時の動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01の「故障ランクとLED表示」を参照してください。RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作については、「レンジフリーコントローラFA-M3」GS 34M06A01-01 の「RTOS-CPUモジュールの状態による詳細な動作状態」を参照してください。

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