YOKOGAWAのモジュール作成環境「I/Oオープン / UMオープン」
お客様専用のI/Oモジュールが、お客様ご自身の手で自由に開発できます。
お客様のノウハウを本コントローラのモジュールの形で実現できるので、実装密度とパフォーマンスがアップします。
I/Oバス経由のオリジナルモジュール(I/Oオープン)と、PCIバス経由のオリジナルユーティリティモジュール(UMオープン)の開発で、差別化機能を追加できます。
詳細
I/Oオープン / UMオープンとは
「画像処理などの外部コントローラと、バス直結したい…。」
「コントローラを機械の中に組み込めず、外に置いているので場所を取る…。」
「経済性に富んでいて、パフォーマンスに優れた通信インタフェースはできないものか…。」
「ボードの部品改廃が激しくコストが膨大にかかるため、それに置き換わるものはないものか…。」
YOKOGAWAのモジュール作成環境「I/Oオープン / UMオープン」は、お客様のさまざまな問題を解消します。
- 「I/Oオープン」を活用すればFA-M3の特殊モジュールとしての機能を実現できます。
- お客様が開発している装置の性能や機能を高めたり、TCOの削減に貢献します。
※「I/Oオープン」は、シーケンスCPUモジュール(FA-M3)およびリアルタイムOS CPUモジュール(e-RT3)で使用可能です。
「UMオープン」は、リアルタイムOS CPUモジュール(e-RT3)で使用可能です。
モジュールの位置づけ
お客様専用のI/Oモジュールが、お客様ご自身の手で自由に開発できます。
お客様のノウハウを本コントローラのモジュールの形で実現できるので、実装密度とパフォーマンスがアップします。
I/Oバス経由のオリジナルモジュール(I/Oオープン)と、PCIバス経由のオリジナルユーティリティモジュール(UMオープン)の開発で、差別化機能を追加できます。
用途
<お客様固有の機能追加>
- シーケンスCPU(FA-M3)およびリアルタイムOS CPU(e-RT3)からのI/Oバス経由でアクセス可能なオリジナルモジュールの追加(I/Oオープン)
- リアルタイムOS CPU(e-RT3)からのPCIバス経由でアクセス可能なオリジナルモジュールの追加(UMオープン)
特長
- お客様のノウハウを「モジュール化」することができ、差別化オリジナルコントローラが実現可能。
- FA-M3 / e-RT3を活用するだけで、制御と情報処理が可能です。余分な機器を購入したり、システムを構成するなどの手間がなくなり、シンプルなシステム構成が実現可能。
- PCIバスのI/Oボードをご使用中の場合、拡張ボード経由でのe-RT3接続が可能。オリジナルモジュールを開発する前に、保有ボードを利用した動作確認が可能。
お客様開発範囲
I/Oオープン (FA-M3 / e-RT3)
CPUモジュールとI/Oモジュール間の複雑な移送手順はASICが行いますので、Dual Port RAMに必要なデータを書込むだけでインタフェースが可能です。
ASIC、ケース、コネクタなど、モジュール開発に必要な特殊部品はYOKOGAWAが提供しますので、お客様はプリント基板を設計するだけです。
UMオープン (e-RT3)
CPUモジュールとI/Oモジュール間にはPCIバスを使用しますので、CPUモジュール内に追加するデバイスドライバを開発することによりインタフェースが可能になります。
ケース、コネクタなど、モジュール開発に必要な特殊部品はYOKOGAWAが提供しますので、お客様はプリント基板を設計するだけです。
開発手順
実績例
今までに数多くのお客様がI/Oオープンの仕組みを使って専用モジュールを開発されています。
アプリケーション例
省配線
- 余分なユニットの削減ができるため、システム構成がシンプルで高速かつコストダウンが可能。
- 接続用コネクタ部品不要により、信頼性がアップ
標準の入出力モジュールでは取り込めない入出力信号がある場合
- コントロール信号に同期したデータ入力
同期信号の立ち上りから50~100μsのタイミングで、入力データを取込む専用モジュールを作成。
- 高速なハンドシェイク通信
ENQ受信後、1ms以内にACKを送信する。シーケンスCPUモジュールを介さずに、通信モジュール内でACKの信号を返すようなモジュールを作成。
特殊センサコントロール機能を特殊モジュールに組み込んだ場合
- 高分解能センサと組合せる専用モジュールにより、高精度で高速に情報が読込め、各種産業機械の高精度な位置制御が可能
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