横河電機株式会社
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R1.01.01

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R1.01.01 「ASTPLANNER(アストプランナー)」開発・発売開始 2002/12/13

 

2002年12月13日
 報道関係各位

生産計画、実績を管理し,ERPなど上位との連携をコーディネートする 
 生産システム連携型スケジューラ「ASTPLANNER(アストプランナー)」開発・発売
 

横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市中町2-9-32)は、製造業の生産計画立案をサポートするソフトウエア製品、生産システム連携型スケジューラ「ASTPLANNER」を開発、12月16日に発売しますので、お知らせします。
「ASTPLANNER」は、生産設備を制御する現場生産システムに生産計画を指示するとともに、現場生産システムからの実績データを受けて再スケジューリングを行うソフトウエアです。同時にERPなどの上位システムへの情報の受け渡しの接点となり、生産システム全体の中核として機能します。

本製品は、自社および代理店ネットワークを通じて販売するほか、エンジニアリング会社、システムインテグレータなどへ販売していきます。また、自社の「化学業種向け生産情報管理パッケージ「eFact」など、業種向け統合パッケージ群へも導入します。
 

<開発の背景>

国内製造業は、長引く景気低迷の影響で、一部業種を除いて新規設備投資を抑制しています。これは、投資の原資を節減することのみならず、一部に新システムを導入するだけでは全体最適に結びつかないためです。このため、限られた投資の対象は、現存設備を有効利用するための設備に絞られています。

こうした背景から、生産設備の稼働率を向上させる生産計画システムや最適な投資対象をシミュレーションするシステムへの要求が高まってきています。
従来のスケジューラは、現場の生産システムとの連携機能が弱く、生産計画を立案する機能に留めてシステム構築をする事例が大半でした。このため、生産実績を反映した再スケジューリングを機敏に行うことができず、結局最初から計画を作り直すケースがしばしばありました。また、様々なユーザニーズに対応するため、多種類の機能を盛り込み、複雑で高価なシステムとなりがちでした。
 

<製品の特長>
 
「ASTPLANNER」は、現場生産システムとのシームレスな連携を実現し、生産指示から実績を反映した再スケジューリングまで、スムーズなサイクルを作り出します。
 また、ERPやSCMといった上位情報系システムなどに情報を受け渡すコーディネータとしても機能する、製造業の情報システムの中核となる製品です。
 
1.ハイコストパフォーマンス 
  基本モデルに必要なオプション機能を追加していく方式で、最適なシステムを構築できます。これにより、従来の代表的なスケジューラに比べ半額以下の価格で、高い機能を実現することができます。 
    
2.生産システムとの密接な連携 
  他のアプリケーションソフトウエアとの接続を実現するため、豊富な外部インターフェースを用意しています。ActiveXやXML、OLE DBなどのデファクトないしオープンな技術を利用してデータのやり取りを行うため、他社設備との接続も容易です。 
    
3.ユーザによるカスタマイズも可能 
  実際の設備にあわせてカスタマイズを行うことができます。Visual Basicの知識があれば、ユーザでカスタマイズを行うことも可能です。 
 
【主な市場】 
  電機、機械などの加工・組立て産業、食品・薬品など製造業全般 
  
【用途】 
  一般的な生産スケジューリングシステムとして利用するほか、生産管理システム、SCMシステム、ERPシステム、生産シミュレーションシステム、生産実績管理システムなどのシステムの中核として利用可能 
  
【販売目標】 
  2002年度 50 台 
  2003年度 100 台 (国内販売のみ) 

以 上 

※ ActiveX、OLE DBは、米国マイクロソフト社の登録商標です。

 


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