フローイメージング顕微鏡FlowCam8000は、デジタル撮像、フローサイトメトリー、顕微鏡検査の利点を1台の装置にまとめたものです。毎分数万個の粒子をカウントして分析し、肉眼では観察できない粒子を、高画質で測定・解析することができます。2µm~1mmの粒子サイズに対応しています。
撮像例(左から):バイオ医薬品、海洋生物、アイシャドウの粒子
仕様
- 対物レンズ倍率:20倍、10倍、4倍、2倍(対物レンズの交換が可能)
- カメラ解像度:1920×1200ピクセル、カラー・モノクロ選択可能
- 最小サンプル量100μL
- オートフォーカス機能
- 画像解析ソフトウェアVisualSpreadsheet付属
蛍光検出によるトリガー撮影機能(オプション)
- 励起オプション(488nm, 532nm, 633nm)、2チャンネル蛍光検出付き
FlowCamシリーズは、フローイメージング技術を用いて、液体中の微小粒子の大きさや形状(40以上の特徴量を含む)を自動測定する、世界初の粒子解析装置です。
上水道、バイオ医薬品、化学品、石油・ガス、バイオ燃料、食品・飲料、水質研究など、数多くの分野アプリケーション事例があります。
これからもFlowCamシリーズはフローイメージング顕微鏡による粒子解析をリードし続けています。
FlowCam、VisualSpreadsheetは商標です。
詳細
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関連情報
製造中の製剤原料および製品の微細粒子の検査にYOKOGAWAのFlowCamが使用されています。 FlowCamを用いることで、タンパク室凝集体の変化プロセスを正確に観察することができます。
電子部品や光学機器の製造においては、微細な汚染物質が品質や性能に大きな影響を与えるため、クリーンな環境の維持が不可欠です。そのため、製造過程での汚染物質のモニタリングと正確な定量化が、効果的な汚染管理における重要なステップとなります。FlowCamは、この課題に対応するための強力なソリューションです。
第十八改正日本薬局方第二追補では、バイオ医薬品中の不溶性微粒子の評価法としてフローイメージング法(Fl法)が推奨されています。
第十八改正日本薬局方第二追補では、バイオ医薬品中の不溶性微粒子の評価法としてフローイメージング法(Fl法)が推奨されています。
課題(従来の顕微鏡観察や粒度分布計)
・顕微鏡を通しての観察は時間がかかり、作業者に苦痛を強いる
・作業者によるばらつきが生じるために不正確
・粒子の形態情報を定量化することができない
ソリューション
・高速に大量のデータを速やかに得ることができる
・正確かつ統計的なデータを得ることができる
・粒子の形態情報を用いて分類ができる
動画
計測や解析の技術の発展に貢献することで研究者の皆様の抱える課題を解決し、サイエンスに専念できる世界を実現します。
FlowCamは、液体中の粒子の画像を高解像度で撮影し、画像解析します
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