FlowCam Cyanoは、水生サンプル中の藻類や粒子からシアノバクテリアを自動的に識別します。
本機種は、シアノバクテリアの検出に最適な633nmレーザを搭載したFlowCam 8000シリーズの1モデルです。
従来の手作業による顕微鏡観察は、励起波長・蛍光測定・画像解析ソフトウェアを組み合わせることで自動化されます。シアノバクテリアをサンプル中の他の藻類と区別した後、画像解析ソフトウェアVisualSpreadsheetを使用して、40以上のパラメータを用いて、特定の種類の藻類の分類が可能です。
画像(左から):FlowCam Cyanoと撮影画像、Anabaena・Microcystisの混合画像ライブラリ、 Anabaena画像ライブラリ、 Microcystis画像ライブラリ ※どれもFlowCam Cyanoで撮影したもの
FlowCam Cyanoの代表的な用途
- シアノバクテリアの検出・検証
- バイオボリュームの計算
- 細胞密度の計算(群体性シアノバクテリアおよび糸状シアノバクテリアを含む)
- プロアクティブな対処が可能
FlowCam Cyanoで出来ること
- 高感度蛍光検出(フィコシアニンとクロロフィルの2帯域)
- 2帯域の蛍光のレシオ(シアノバクテリアを他の藻類と区別するため)
- 40以上のパラメータを使用した分類
- 画像解析ソフトウェアVisualSpreadsheetによる画像認識・解析
- 手動顕微鏡よりも迅速で簡単な解析
関連情報
概要:
バイオ医薬品の研究、開発、製造における目標の一つに、臨床現場での医薬品の安全性および有効性の確保があります。
動画
概要:
計測や解析の技術の発展に貢献することで研究者の皆様の抱える課題を解決し、サイエンスに専念できる世界を実現します。
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