横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

導電率検出器

当社の各種分析計と組み合わせ、幅広い用途に対応できるよう多種類の検出器をラインナップしています。

従来の上水、飲料水などの水質測定、各種製造プロセス溶液の測定、金属などの表面処理工程における 洗浄液・リンス液・メッキ液の導電率測定に加え、半導体・食品・医薬品・電力関係の純水、超純水の抵抗率測定にもご利用いただけます。

  • 導電率検出器 SC8SG

    ボイラ灌水測定や水耕栽培での薬液測定、半導体・食品・医薬品・電力の純水の抵抗率測定などに使用されています。SA11 SENCOMアダプタを付けることで、デジタル通信に対応します。

    測定可能範囲:0~0.5 μS/cmから0~1 S/cm

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  • 導電率検出器 SC4AJ

    半導体・食品・医薬品・電力の純水の抵抗率測定など、各種産業で幅広く使用されています。SA11 SENCOMアダプタを付けることで、デジタル通信に対応します。

    測定可能範囲:0~0.5 μS/cmから0~1 mS/cm

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  • Product Finder

    「Product Finder」は、用途や測定条件別に製品を探せるWebツールです。豊富な横河製品の中から、お客様の仕様に沿った最適な製品をお選びいただけます。

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詳細

導電率とは

導電率とは、溶液中を電流が流れる時の流れやすさの尺度であり、『電圧(E)は電流(I)と抵抗値(R)の積で表すことができる(E=I×R)』というオームの法則にもとづいています。抵抗値は電圧/電流と表すこともできます。導電体の両端に電圧を印加すると、その導電体の抵抗値に応じた量の電流が流れます。導電率は、電極間にある溶液の抵抗値の逆数にセル定数を乗じたものです。

関連情報

概要:

発電所等におけるボイラ水の水質管理項目には、復水器以降での海水の漏洩検知や供給水の純水装置に使用するイオン交換樹脂のブレーク監視があり、導電率計が使用されます。
このアプリケーションでは、純水管理用のレンジと海水漏洩検知用の2レンジが必要ですが、異なるレンジでの2つの出力信号を出すことのできる FLXA402 を採用することにより、1台で両方の管理が可能となります。
なお、導電率計はボイラ水用純水の管理などにも使用されます。

業種:
概要:

従来、ボイラ給水タンク給水系での糖液漏れ監視は、1日当たり数回、手分析する方法で行なわれていたため、多大な工数がかかっていました。また、監視が連続的でないため信頼性に欠けており、糖液漏れが発生したときにはそのカバーリングにも多くの費用と時間を必要としていました。
横河電機のFLEXAシリーズ 電磁導電率計を採用したことで安定に連続監視ができ、糖液漏れはいち早く検知されるのでトラブルが重大化するのを防げるようになりました。(AN10D01K01-02)

業種:
概要:

電解プラントでは、pH 計・ORP 計・導電率計・密度計などのプロセス分析計が使用されます。これらは、各工程における溶液の濃度管理などで重要な役割を担いますので、長期間安定に動作することが要求されます。しかしながら、電解プラントでの測定液は、腐食性が強い、液温が高い、検出器を汚すといった分析計にとって非常に厳しい性状を持ちますので、機種の選択には慎重さが必要です。
横河電機の分析計(検出器)には、電解プラントでの実績を積み重ねてきたものがあります。例えば、pH 測定のための“PH4C、PH4CT 化学プロセス用検出器“、塩酸・硫酸・苛性ソーダの濃度管理に使用する “ISC40GJ 電磁導電率検出器” などです。

業種:
概要:

Control of sodium chloride (NaCl) concentration at a salt dissolver where solid salt is dissolved in water, is highly important because of the electrolysis efficiency. A conventional way of measuring the concentration of supersaturated NaCl solution had been performed by using non-contact type sensors (e.g., γ-ray density meter) since NaCl, impurities, and precipitates are in the solution.

概要:

食品・飲料品・薬品の製造ラインでは、製品などの製造が終了する毎にタンクや配管などの洗浄・殺菌が行なわれます。また、用いた薬品は、コスト削減のため回収が図られます。この目的の CIP(Clean-in-Place) システムでは、洗浄剤と洗浄水の入れ替えにおける識別等のために、導電率計が使用されます。
FLXA202/FLXA21 2 線式液分析計は、広い測定範囲に対応できる検出器を有した高精度の測定が可能な導電率計です。FLXA202/FLXA21 の採用により、境界面測定の精度がアップするなど、他の導電率計より有利な運転が可能になりました。

業種:
概要:

半導体工場では、各製造工程で種々の薬品が使用されます。それらの中に、現像液やフッ酸溶液があります。これらは、希釈装置において、原液を規定の濃度になるよう純水で薄めて調製されますが、このときの濃度管理は導電率を測定することによって行なわれます。
電磁導電率計は、耐食性があり広い測定範囲に適用できる検出器を有しており、多くのプロセスにおいて高精度での測定が可能な導電率計です。FLXA402/FLXA202 の採用により、高い信頼性で濃度管理が行なわれています。また、FLXA402/FLXA202 は、各製造工程の廃液処理や排水の管理にも採用されています。

SDSについて
(an-do-oxy-08-sds)
SDS(Safety Data Sheet)制度とは、「特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善に関する法律」(PRTR法)に基づき、対象化学物質または当該化学物質を含有する製品を事業者間で取引する際、その性状および取扱いに関する情報(SDS)の提供を義務づける制度です。 SDS制度により、SDSの提供を受ける事業者は、PRTR制度に基づく届出でに必要な情報を得ることができます。また、事業所における適切な化学物質の管理を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することが可能になります。 S...

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