WM400自動水質監視装置は、通常給水栓にて1日1回実施される、色・濁り・残留塩素の滅菌効果に関する検査(水道法施行規則第15条)に適合可能な、色度、濁度および残留塩素の自動測定装置です。
上水道の給水栓、受水地点、配給水池に使用されます。
公定法(厚生労働省告示第261号および第318号)に基づく測定方式を採用し、公定法に定められた性能を満足します。仕様選択により、pH、水圧も測定可能です。
特長
- 毎日点検3項目「残留塩素・濁度・色度」の自動測定
- 長時間無人運転を可能にした専用装置
- 地球環境にやさしい無試薬タイプ
- 冬場の凍結防止対策が可能
- 豊富なフィールド実績があり、信頼性の高い検出器を使用
- 仕様の選択により、pH、水圧も測定可能
- 水道水質公定法対応
詳細
標準仕様
測定対象 | 上水道の給水栓、受水地点、給配水池などの浄水 | ||||
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試料水条件 | 温度 0~50°C 水圧 50~750 kPa 流量 60~300 ml/min 消費量 2.6~3 m3/月 (60 ml/minの場合で、濁色度計校正周期により変化) |
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公定法対応 | 項目 | 定量下限値 | 保守管理基準 | ||
残留塩素 | 0.05 mg/l 以下 | ±0.05 mg/l 以内 | |||
濁度 | 0.1度以下 | ±0.1度以内 | |||
色度 | 0.2度以下 | ±0.5度以内 | |||
測定範囲 | 測定範囲 | 最小スパン | 精度 (注1) | ||
残留塩素 | 回転電極式 ポーラログラフ法 |
0~3 mg/l | 1 mg/l | ±0.1 mg/l(基準手分析の精度:±0.05 mg/lを含む) | |
濁度 | 2光路透過光比較演算方式 | 0~10度 | 1度 | ±0.08度または±2%FSの大きい方 | |
色度 | 2光路透過光比較演算方式 | 0~10度 | 5度 | ±0.5度 |
(注1) 精度とは基準条件において、標準物質(あるいはこれに代わる基準の測定法)を用いてゼロ・スパン校正を行なった後、この間の任意の値を持つ標準物質(あるいは基準の測定法により値が既知の試料)を測定する場合に生じる最大誤差の限界です。
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- WM400 自動水質監視装置 (1.4 MB)
取扱説明書
- WM400 自動水質監視装置 [スタイル:S6] (7.4 MB)
- WM400 自動水質監視装置 [スタイル:S7] (6.5 MB)
- 摺動コンタクトへの改造手順書 :K9332TM (1.3 MB)
一般仕様書
- WM400 自動水質監視装置 (553 KB)
外形図
- 自動水質監視装置 WM400 (298 KB)
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