測定現場改革 検出器のIoTを実現
豊富な機能・拡張性により、お客様のニーズや問題解決に柔軟に対応します。
SA11 SENCOM スマートアダプタは、多くの実績を誇る当社のアナログ液検出器に装着することで、デジタル対応検出器としての測定機能を提供する画期的なアダプタです。
SENCOM4.0をプラットフォームとしており、豊富な機能により、メンテナンスコストを削減します。 また、変換器の機能を集約した再利用可能なアダプタで、電極のみの交換が可能でコストと廃棄物の削減を実現した、人にも環境にもやさしい製品です。
小規模から大規模まで、将来の拡張性を含めたプロセス構成の変更に柔軟に対応でき、設備コストを低減できます。
組み合わせ可能な検出器 は、以下にある「詳細」タブをご参照ください。
画期的なアダプタ方式
多彩な拡張性により、現場に合わせたシステム構築が可能です
Variopinコネクタ付きアナログ検出器に装着するだけで、デジタル対応検出器へ
FLXA402 1台に最大5本の検出器を接続し、異なる液種を測定(BA11ジャンクションボックス使用)
測定対象は、pH/ORP、導電率、電磁導電率、溶存酸素。
FLXA202は、pH/ORP・導電率検出器から、1本のデジタル検出器を接続できます。
豊富な機能でメンテナンス性が向上します
検出器をSA11に接続するだけで校正データなど検出器情報をアップロード、現場での校正は不要
機器健康診断機能による予防通知とメンテナンス時期予測で予防保全が可能
必要最小限の交換対応で環境にやさしい製品です
検出器、CPUメモリ、ケーブルは脱着が可能
交換は消耗部品の電極部分のみ
革新的で人に優しい操作性です
検出器の種類を自動認識し、適切に設定
Wi-Fi付きタブレット(Field Mate)を使っての簡単なスタートアップや設定が可能
優れた拡張性
最大5本の検出器で同時測定
FLXA402はモジュール 2個、BA11 ジャンクションボックス 1個の使用で、最大で5本の検出器まで同時測定できます。
→ FLXA402 4線式液分析計の詳細はこちら
2線式FLXA202は、1本のデジタル検出器を接続できます。
→ FLXA202 2線式液分析計の詳細はこちら
Bluetooth通信でモバイル対応
Bluetooth経由のモバイル機器で、状況確認・設定が可能です。
SA11は、IB100インターフェースボックスと組合せ、Bluetooth通信が可能となります。
FLXA402は、オプションでBluetooth通信を選択できます。
*FLXA202は、Bluetooth通信機能は持ちません。
現場表示計との組み合わせでシンプルな構成にも対応
UM33A-S SENCOM用指示計との接続で、センサ測定値の表示と校正を行うことができます。
→ UM33A-Sの詳細はこちら
クラウドを使用した遠隔システムへの拡張性
拡張性は構内にとどまりません。クラウド使用で遠隔地での確認・操作も可能になります。
About OpreX
OpreXは、YOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を集約した、制御事業の包括ブランドで、カテゴリーとその配下のファミリーから構成されています。本製品はOpreX Measurement配下のOpreX Analyzersに属します。
詳細
組み合わせ検出器
SA11にVariopinコネクタ付きアナログ検出器を装着するだけで、デジタル対応検出器として使用できます。
一般用 pH検出器/ORP検出器 PH8EFP/PH8ERP
長年に渡り多くの現場でご利用いただいている、高性能で信頼性の高い汎用検出器です。
→ PH8EFP/PH8ERPの詳細はこちら
導電率検出器 SC8SG
ボイラ灌水測定や水耕栽培での薬液測定、半導体・食品・医薬品・電力の純水の抵抗率測定などに使用されています。 測定可能範囲:0~0.5 μS/cmから0~1 S/cm
導電率検出器 SC4AJ
半導体・食品・医薬品・電力の純水の抵抗率測定など、各種産業で幅広く使用されています。 測定可能範囲:0~0.5 μS/cmから0~5 mS/cm
関連製品
WU11 SENCOMケーブル/WE10 SENCOM延長ケーブル
WU11:SA11をジャンクションボックスや上位機種に接続します。
WE10:周囲温度が高く直接SA11 SENCOMアダプタを接続できない場合やSA11と検出器が離れている場合に使用します。
詳細は → SA11と周辺機器の仕様書をご確認ください。
SENCOM用指示計 UM33A-S
SA11 SENCOM スマートアダプタに接続する指示計です。
センサの測定値の表示と校正を行うことができます。
FieldMate 設定調整ツール
設定・調整用のPCやモバイルで使用するソフトウエアです。
Bluetooth通信により、SA11とインタフェースボックスBA11やFLXA402を介して検出器の設定・調整を行います。
詳細は→ FieldMateの仕様書をご確認ください。
IB100 インタフェースボックス
SA11 SENCOMスマートアダプタと接続します。Bluetooth通信でモバイルソフトFieldMateを使って設定調整ができます。
詳細は → SA11と周辺機器の仕様書をご確認ください。
関連情報
発電所等におけるボイラ水の水質管理項目には、復水器以降での海水の漏洩検知や供給水の純水装置に使用するイオン交換樹脂のブレーク監視があり、導電率計が使用されます。
このアプリケーションでは、純水管理用のレンジと海水漏洩検知用の2レンジが必要ですが、異なるレンジでの2つの出力信号を出すことのできる FLXA402 を採用することにより、1台で両方の管理が可能となります。
なお、導電率計はボイラ水用純水の管理などにも使用されます。
AN 10B01N01-03
亜鉛製錬においては、高品位の製品が得られることや原料に混入している有価金属を回収できることなどの特長を持つ湿式製錬が、最も多く採用されています。湿式製錬には、原料の亜鉛精鉱を焙焼し、その後、硫酸に溶解して不純物を取り除くプロセス(「浸出」という)があり、ここで浸出液の pH 管理が行なわれます。
浸出液には石膏などが含まれており、電極に付着するスケールが安定な pH 測定を妨げます。したがって、1週間に1回以上の洗浄作業が必要でしたが、空気ジェット洗浄付き pH 計を採用、連続洗浄を行なうことによって、1~2か月に1回まで人手による洗浄作業を減らすことが可能になりました。
AN10Y01R01-01
ドキュメント&ダウンロード
カタログ
- FLXA402 4線式液分析計、SA11 SENCOM スマートアダプタ (3.1 MB)
取扱説明書
- WU11 SENCOM ケーブル (303 KB)
- SENCOMインタフェースボックス (773 KB)
- Model IB100 Interface Box (773 KB)
一般仕様書
- SA11 SENCOM スマートアダプタとその周辺機器 (960 KB)
- FLXA402 4線式液分析計 (1.7 MB)
- FLXA202 2線式液分析計 (1.8 MB)
- pH検出器およびORP検出器 (2.1 MB)
外形図
- SA11 SENCOMスマートアダプタ (253 KB)
- BA11 ジャンクションボックス (274 KB)
- WE10 SENCOMケーブル (97 KB)
- IB100 SENCOMインターフェースボックス (79 KB)
動画
多くのお客様が製品のライフサイクル全体にわたり日々直面している課題 - 計画外の停止や装置の保守にかかる時間とコストなど - 横河電機のSENCOMスマートセンサ4.0プラットフォームはこれらの課題を解決し、コスト削減・効率を改善するように設計されています。
ニュース
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プレスリリース 2018年10月5日 OpreX Analyzersのラインアップとして4線式液分析計「FLXA402」とSENCOMスマートアダプタ「SA11」を開発・発売
~保守効率向上と液体分析データ監視システムの柔軟な設計・運用を支援~
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