Advanced Operating Graphics(AOG)
従来のPCS操作監視画面においては、運転員の意思決定の速度・正確性はその熟練度に大きく影響される傾向が強く、運転を行っている運転員によって、プラントの安全性や生産効率もまた大きく変わってしまっていました。しかしこれからの操作監視画面には、運転員の熟練度によらずに高い安全性・生産効率を確保できる仕組みが求められています。
そこで横河は、“人間工学”と“熟練運転員の操作監視ノウハウ”を画面に盛り込んだ画面をご提案します。視認性の高い画面で熟練運転員のノウハウと共に運転を行う事により、全ての運転員の意思決定速度とその正確性が高い水準で統一され、結果として安全性・生産効率の維持向上に貢献します。
三つの特徴
知識工学に基づいたタスク分析
運転員の操作監視知識やノウハウを整理・分析し、運転員の役割や各運転モードに応じて最適な操作監視情報を洗い出します。横河が長年にわたって提供してきた運転員の手動運転の標準化・自動化サービスによって蓄積されたノウハウにより、このような運転員の暗黙知の形式知化が可能となっています。
工業デザイナーによる人間工学に基づいた提案
人間工学とは、人が自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問です。操作監視画面に人間工学の要素を盛り込み、より直感的に現状認知が可能な画面を設計します。横河は、30年以上にわたって専任の工業デザイナーによるコントロールルームデザインサービスを提供しており、人間工学やプラント運転環境を考慮した設計についてもエキスパートです。
人間中心の設計手法を確立
ISO 9241-210 に準拠したサービス提供
2012年グッドデザイン賞をビジネスメソッド、ビジネスマネージメント部門で受賞
人間中心設計:システムの開発に当たり、使う人間の立場や視点に立った設計をすること。
ISO 9241-210:Human-centred design for interactive systems
サービスフロー
本サービスは品質管理手法として著名なシックスシグマのDMAICに基づいて提供致します。これにより、作業の抜けなく確実なサービスが提供でき、期間内で最大の成果を上げることが可能となります。
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