WE LOVE YOKOGAWA
ファームウェアエンジニアとして社会人人生をスタートし、その後、外資系医療機器メーカーのソフトウェアエンジニアに転身。ここで海外拠点との共同開発に従事し、海外の方々と一緒に仕事をする経験を積みました。さらに、アジャイル開発にも取り組み、スクラムマスターを経験する機会も得ました。プロジェクトのスクラムチームも多様で国内外のメンバーと協力して開発を行い、そこでしか得られない貴重な経験を持ちました。
前職でソフトウェア開発に携わっていく中でソースコードを書くだけでなく、それとは少し異なる仕事に取り組む機会があり、自分でも違う分野の開発に挑戦してみたいと思い始めました。そんな時、私の目に魅力的に映ったのが、グローバル化を推し進め、より広く開かれた会社として大きく変わろうとしている横河電機でした。ここなら、私がこれまで培ってきた経験や技術を活かしながら、新しい挑戦への一歩を踏み出し、変革・進化を遂げていく会社に貢献できると考えました。
新しいことを取り入れて生まれ変わろうとしている会社。若い社員たちが積極的に仕事に取り組み、のびのびと活躍しています。一方で、懐かしい昔ながらの良いシステムなどもあり、ある種、新旧ハイブリッドな一面があると思います。職場には、幅広い年齢層の方々がいます。外資系企業は年齢幅が狭いこともあるので、親子ほど年齢の離れた社員が楽しそうに一緒に仕事をしている姿が新鮮に映ります。
新規アラーム管理システムのソフトウェア開発プロジェクトに携わっており、発生したアラームを保存するヒストリアンの部分を担当しています。製品の将来性を見越して新しく取り込んだミドルウェアの性能評価や、一連のソフトウェア開発を、海外拠点を含む社内外の方々と協力しながら進めています。このため一人で黙々とコーディング等の作業を行なっている時もありますが、チームで協力して仕事を進めるための作業もあり、これが仕事の両輪を担っています。
前職での経験×今の仕事
前職でソフトウェア開発の仕様定義の上流工程から、テストまでの下流工程まで一貫して経験してきた為、今の仕事の開発作業に共通部分が多くあり、この点が大いに役立っています。また、意思疎通を図る際に前提となる文脈や価値観が少なく、より言語に依存してコミュニケーションが行われるローコンテクスト文化の米国企業に長く勤めていたことも、現在、新しい環境や分野で自身が抱える状況を明確に相手に伝え、コミュニケーションを図ることに役立っているように思います。
仕事のやりがい
横河電機での仕事はまだまだ勉強中の身ですが、やはりエンジニアとして開発している製品が設計通りに動いた時は嬉しいですし、技術的な問題があったとしても、それを解決しながら製品を完成させていくことにやりがいを感じます。ホワイトボードを使った議論から始まり、一年近くかけて開発していた部分が、先日、とうとう他のシステムとの結合に成功した際は、一緒に作業していたメンバーとフロア中に響き渡るような声で喜びを分かち合いました。
BUSINESS TIME
開発したソフトウェアをテストする様子です。
OFF TIME
アウトドアスポーツが好きです。中でも10年前から時々楽しんでいるのがシーカヤックです。