YOKOGAWAは各種プラントの生産設備の制御・運転監視を行う分散形制御システムを世界に先駆けて開発し、制御分野のリーディングカンパニーとしてグローバル市場で高い評価を受けています。プラントのライフサイクルにわたり、生産の効率化や安全の確保、資産の最大活用など、お客様の課題に対して最適なソリューションを提供し、お客様とともに新しい価値を創造することにより、石油、ガス、化学、電力、鉄鋼、紙パルプ、薬品、食品などさまざまな産業の発展を支えています。
YOKOGAWAは2050年に向けた長期目標と設定した「サステナビリティ目標(Three Goals)」のうち、Well-being(全ての人の豊かな生活)の実現のために、ライフイノベーション事業のビジネス体制を強化しました。 医薬品・食品産業向けに、細胞を生きたまま観察できる共焦点スキャナ、新薬の候補となる化合物のテストを自動化する創薬支援システムなど、基礎研究から物流・サービスまでのバリューチェーン全体に対してのソリューションを提供していきます。
YOKOGAWAの創立以来の事業である計測分野では、計測機器の提供を通じて産業界に貢献しています。電気・電子製品、自動車などの開発や、環境計測、通信、プラントメンテナンスなどの市場に向けて、高信頼の測定器を提供しています。
サービス提供事業者にとって、使いやすく、運用負荷を抑えた産業用IoT(IIoT)のハードウエア、ソフトウエア、クラウド環境を提供するソリューション事業を展開しています。
生産制御システムは、石油、化学、鉄鋼、紙パルプ、ガス、電力、薬品、食品などあらゆる産業のプラントで、生産設備の制御や運転監視を行っています。また、安全計装システムや、ネットワークベース生産システムなども提供し、各種プラントの安全で効率的な生産活動の実現に貢献しています。
フィールド機器は、生産現場の測定機器として、流体の圧力、温度、流量、成分や特性などを測定し、レコーダは、測定情報を紙や電子データとして記録します。どちらも生産制御システムとの統合により各種プラントの安全で効率的な生産活動の実現に貢献しています。
再生可能エネルギー発電事業者様や各種エネルギーマネジメント事業者様へのご支援を通じて、理想的なエネルギーマネジメントシステムを創出し、持続可能な新エネルギー社会に貢献します。
全世界で2000台以上の販売実績がある共焦点スキャナユニットCSUをコアコンピタンスとし、ライブセルイメージング・創薬研究のデファクトスタンダードとして、最先端のライフサイエンス研究を支えています。
共焦点スキャナで細胞を観察しながら目的とする細胞の位置情報を取得、1細胞ずつ正確に採取した後に、1細胞質量分析法や1細胞遺伝子解析法等を用いて高感度に分析する装置の開発に取り組んでいます。
低炭素社会の実現に向けた自動車の電子化・電動化や環境計測、次世代通信ネットワークなどの市場に向けて、電力、電圧、電流、光などを測る基本測定器や波形測定器、光測定器を提供しています。
汎用測定器については2010年4月より横河計測株式会社で行なっております。
YOKOGAWAの研究開発には、お客様のニーズや予測可能な近未来に向けた製品開発・先行開発活動と、不確実で予測不可能な未来における新たな事業機会を探索するイノベーション活動があり、前者を主に事業部が、後者を主にイノベーションセンターが担当しています。